リフォームで照明の位置変更がされた場合には
既存の穴を新しい石膏ボードで塞ぎます。
この上に漆喰や珪藻土を塗るときの方法をお伝えします。
もくじ
石膏ボードで照明の穴を塞いだ天井
既存のダウンライト照明を撤去して、穴を塞ぐとこのような跡になります。
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このまま漆喰・珪藻土を塗るとひび割れたり、丸い穴の形状が残ってダサくなってしまうため
簡単に、キレイに塞ぐ方法をご紹介しましょう。
穴を塞いだ石膏ボードに塗る工程
専用下塗り材で継ぎ目とビス穴を埋める。
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段差を消すこと。これを「不陸調整」といいます。
ロハスウォールの専用下塗り材には、仕上げに塗る漆喰や珪藻土を塗りやすく
する効果があるだけでなく、多少の穴ボコでしたら真っ平らに埋めることもできます。
パテ材を別途で購入する必要はありません。
新品石膏ボードの継ぎ目も埋めることができるんですよ。
1、専用下塗り材で、ビスの穴ごと継ぎ目も塗りつけて埋めます。
![](https://www.lohaswall.com/blog/wp-content/uploads/2018/09/fullsizeoutput_2127.jpeg)
しごき塗りともいいますね。
2、コテを立てて、表面に残っている材料を削り取ります。
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コテを思いっきり立てて、表面に飛び出た部分を削り取る。
![](https://www.lohaswall.com/blog/wp-content/uploads/2018/09/fullsizeoutput_2129.jpeg)
削ぎ落とす感じで取り除きます。
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凹凸が埋まりました。これで不陸調整ができました。
真っ平らな状態をつくるのが第一段階ですね。
2、ファイバーテープで補強する。
![](https://www.lohaswall.com/blog/wp-content/uploads/2018/09/fullsizeoutput_212e.jpeg)
そのままだと埋めた部分が丸の形にひび割れてくるため、ファイバーテープを貼って補強します。
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漆喰・珪藻土を塗るときにコテの力でテープが剥がれてしまわないよう、タッカーで固定します。
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下地の完成。この後、天井全体を下塗り材で塗ります。
全体を専用下塗り材で塗る。
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天井に塗る時はゴーグルは必須アイテムですよ!
前面を塗って専用下塗り材が乾いてから、漆喰や珪藻土で塗ります。
天井ってDIYで塗るのが難しいのでは?とよく言われますが、天井は簡単です。
天板付き足場を使うのがコツです。
天板付き足場台の使用方法は動画にまとめているのでご覧ください。
![](https://www.lohaswall.com/blog/wp-content/uploads/2015/11/IMG_6854_-320x180.jpg)