珪藻土壁は人気ですが、その模様(パターン)はどうやって塗っているのかを知っていますか?
職人さんに任せるにしてもDIYで塗るにしても、どんな模様の種類があるのか?をあらかじめ自分で知っていた方がいいですよね。
そこで珪藻土のパターンをまとめました。
珪藻土にはどんな種類のパターンがあるの?
珪藻土にはいろんな模様が付けられています。
この模様のことを業界では「パターン」といわれ、種類が数え切れないほど、めちゃくちゃ多いことも知られていますよね。
今回はその中でも代表的な珪藻土のパターン(模様)をいくつかご紹介します。
珪藻土で一番ベーシックな模様!塗りっぱなし
コテを動かした軌跡がそのまま仕上がりの模様になるのがこの「塗りっぱなしパターン」です。
自分で塗る時もほとんどの人が無意識にこの模様になり、
珪藻土は元々の質感が高級なため、誰が塗ってもそれなりに魅せることができちゃいます。
一番効率よく塗ることができる模様も塗りっぱなしの模様ですね。
スパニッシュ模様で珪藻土を塗っている!感を表現。
珪藻土といえばこの[スパニッシュ仕上げ]というイメージを持っている方も多いのではないでしょうか?
街中のお店などで見かける珪藻土もこの模様で塗っていることが多いですよね。
こちらも

こちらも雰囲気は違いますが、スパニッシュ系統の塗り方でナチュラルなスパニッシュ仕上げになっています。
(木鏝引きづり仕上げ)和食屋さんなどでよく見かけます。こちらの木鏝を使用しています。
ホームセンターに売られているモルタル用ではなく模様入れ専用の木鏝なので注意してください。
ここからご購入いただけます。
(櫛引仕上げ)エクステリアでよく見かけます。こちらも和なテイストにできます。
こちらの櫛引コテを使用しています。
ここから購入いただけます。
(ノスタルジック模様)インダストリアルなデザインによく合うのがこのノスタルジック模様です。
こちらで動画で解説しています。
他にも多くの模様がありますが、お家ごとで似合う模様が違います。
模様のコーディネートが必要だと思われる方や専門業者へ珪藻土塗りを任せたい方のためにこちらのブログ記事に書いています。
珪藻土のパターン出しの裏技!専用の道具を使った塗り方
模様だしには専用の道具を使う方法があります。
プロと同じ道具を使えば同じ模様をDIYで再現することができちゃいますよ。
(ランダム模様が出せる鏝)
(櫛引模様ができる鏝)
(簡単に模様ができる木鏝)
左官職人さんは表現したいパターンによって、これら数多くの種類の道具を持っているのが特徴で、
依頼された仕事に合わせてチョイスしています。
いわく「いい道具がないといい仕事できねえよ(笑)!」その通りです。
DIYで塗る時も自分の塗りたい模様に合わせて道具を使ってみるのはいかがでしょうか?
珪藻土の模様入れは意外と簡単にできますよ。
DIYでの珪藻土の塗り方は徹底解説したページを用意してあるのでご覧ください。
>> 珪藻土の塗り方完全ガイド
DIYではなく専門業者へ珪藻土工事を任せたい方
新築だけではなく、中古の家に珪藻土を塗ることは非常に有効です。
これは、リフォームが必要にある多くの家では湿気が多いことが原因でいろんな部分が痛んでいるためリフォームが必要だ!というパターンがほとんどです。
例えば、中古の家を購入する方だと、
・以前に住んでいた生活臭がある。
・空き家が長くカビ臭い
・湿気で壁紙がボロボロなので珪藻土で綺麗にしたい。
リフォームだと、このようなパターンで珪藻土を塗られます。
中古の家なのでDIYにもチャレンジしやすいかも?という気持ちで挑戦される方も多いことも特徴ですね。
しかし、DIYは自分で塗る時間が長期にわたって必要になります。
DIYではなく専門業者へ珪藻土塗りを任せたい方のためにこちらに情報をまとめました。
DIYでもできる珪藻土の塗り方についてはこのページでじっくり解説しています。
ご覧ください。
コテの使い方はYouTubeチャンネルでも動画実演していますのでチャンネル登録をよろしくお願いします。