漆喰の旅

角館の漆喰壁を見に行ってきました。

角館は「みちのくの小京都」としてよく旅行番組にも出てくるので

ご存知の方も多いのではないでしょうか?

角館は秋田県仙北市(せんぼくし)にあり

重要伝統的建造物群保存地区で有名です。

今回は漆喰壁を中心に角館を見て回りました。

 

※この記事は2016年に行ってきた内容です。

 

角館の武家屋敷通りとは

角館は1620年より城下町として現在の地にあり

戊辰戦争では東北各地が戦場となったが、角館は運よく回避することができました。

第二次大戦でも空襲を受けておらず、往年の建物がそのまま残っています。

1997年の秋田新幹線の開通後、年間200万人が訪れる観光名所となり現代に至るということです。

観光名所として意識して整備されているので街並みもキレイです。

 

これからの時期(4月中旬〜)は桜が見所のため

桜まつりも開催されていてとても美しい街です。

 

 

この街並みが桜で埋め尽くされるそうで、桜祭り中は見応えあるでしょう。

 

 

青柳家の漆喰壁をチェック

武家屋敷通りを歩いて行くと明らかに周囲と違う雰囲気を醸し出す建物が現れます。

こちらの門は薬医門と言われています。

その目印が青柳家住宅です。

 

 

薬医門には漆喰壁が一部確認できます。

 

青柳家住宅の母屋の漆喰

母屋は重要文化財になっているのでTVにもよく出ていますね。

さて、いよいよ本番の漆喰壁チェックです。

 

 

 

触ったところ青柳家母屋の漆喰壁は若干柔らかい感触。

昔の漆喰だなという印象です。

漆喰は地域や建物、時代によって作り方や原材料の違い、

下地(素地)によって全く違うのが面白いのです。

日本全国の漆喰を見て回ると大変勉強になります。

この辺りの漆喰談義機会があったらやってみたいと思います。

(そんなマニアックな話に需要あるのかな 笑)

さて、もしこれからお家に漆喰を塗ろうと思う方は自分好みの漆喰を選ぶことができるのも楽しみの一つですよね。

漆喰の色人気ランキング!色の種類とおすすめ漆喰白い漆喰ってキレイで人気がありますよね! しかし、漆喰は白色以外にもカラーバリエーションがあります。 この記事では自然素材の...

 

そんな青柳家住宅ですが敷地内はかなり広いです。

入るのは大人500円、高校生と中学生300円、子ども300円。

中は見どころが多くまるでテーマパークのようですね。

 

最初の見どころは、日本の伝統技術!と言えば「日本刀」ですよね!

備前長船 春光が飾ってありました。岡山からここまで来たと考えると私の先輩ですね。

(この記事はロハスウォールのスタッフが書いています)

いつも思いますが、このような展示物の背景の壁はビニールクロスより漆喰の方がよいと思います。

それは漆喰の方が展示物が「映える」というのもありますが、

漆喰の効果が美術品や工芸品、アンティークなものによく合うからですね。

博物館や美術館関係者の方は漆喰壁について学ばれるのもよいと思います。

 

詳しくはこちらをご覧下さい。

現存天守12城や漆喰の遺跡をまとめてみた日本には現存している12天守が全国にあります。 それ以外にも自分たちで直接取材してきた 日本各地の漆喰壁が使われている建築物...

 

実物の刀をケースの中で持ち上げることができます。日本刀は重いと言われますが、想像していたほどではなかったですね。

当然振り回すと疲れてくると思います。

 

鉄砲も置いてありました。明治維新の頃の最新の銃はライフルになっています。

 

時代は飛び道具に変わっていきましたが、この時代の銃にも性能差があり勝敗の分かれ目になりました。

太平洋戦争中のものも置いてありますが、防弾チョッキってあったのですね!

そのような話は従軍していた祖父は話ていませんでした。

 

武器関係も置いていましたが、敷地内はこんなにのどかです。

中の敷地は広大で、まるで一つの村と言ってもいいですね。

 

 

池泉回遊式庭園。裏山からの湧水だそうです。

お庭の中に流れる角館の水。東北でも北の空気は本当に清々しい。

 

この時は壁の石膏ボードを修理していました。今は出来上がっているかもしれませんね。

 

桜皮細工(かばざいく)という伝統技術も見学することができます。桜皮細工(かばざいく)は山桜の樹皮を使ったもので、正倉院の御物や刀の鞘、筆の装飾などなどにも使われている伝統技術です。

実演販売をやっているとのことなのでぜひ見ていただきたいと思います。

何かしらのインスピレーションが浮かぶかもしれません。

 

 

石黒家は「黒漆喰」が素晴らしい

石黒家は武家屋敷の一つです。200年前の建物を中心に残っているとのこと。

 

 

欄間(らんま)は光が入った時にできる影がステキなのです。

 

 

文庫蔵の黒漆喰がかっこいい

昔の漆喰壁として高級だったものが黒漆喰です。

黒いペンキがなかった時代に黒い壁はインパクトあったことでしょう。

黒漆喰は塗るのも難しかったため、「かなりの高級品」でした。

 

建物の中に蔵があるというつくり。

この黒漆喰は維持管理にコストがかかるため、お金持ちの象徴ですね。

今の時代でいうとロールス・ロイスを持っているのと近い感覚ではないでしょうか。

そうそう、ロハスウォールでも裏メニューで黒漆喰があります。

 

 

角館は武家屋敷を中心とした古くからの建物が残っています。

しかし、塀は近年観光のためにつくった部分が多くありますね。

 

この通りに桜が咲くと雰囲気あって最高でしょうね。

 

まとめ

さて、ここまで角館の武家屋敷を見てきました。

時間の都合上、全てを見ることができなかったのが心残りですがまた行くときの楽しみにしています!

 

コロナ禍の時代では空気って最高の贅沢品になっています。

空気のいいところに暮らす選択肢。

東北、私は好きですね。

 

東北以外にも漆喰壁を見て回っているのでこちらもご覧ください。

現存天守12城や漆喰の遺跡をまとめてみた日本には現存している12天守が全国にあります。 それ以外にも自分たちで直接取材してきた 日本各地の漆喰壁が使われている建築物...

 

 

 

 

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