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【国宝】漆喰壁!高松塚古墳漆喰壁画を見てきた。

2017/10/28 漆喰の旅 漆喰の遺跡
この記事は約 4 分で読めます。

高松塚古墳を知っていますか?

高松塚古墳は日本最古の漆喰壁として国宝となっており有名です。

日本最古の漆喰壁と名高い、

奈良県高市明日香村にある「高松塚古墳」に行ってきました。

この明日香村は古墳が多いことで有名ですね。

高松塚古墳もキトラ古墳も石室内は「漆喰壁」というので有名です。

教科書にも載っているので覚えている方も多いでしょう。

高松塚古墳の位置関係

高松塚古墳は奈良県明日香村にあり、

明日香村の遺跡を例えるならばエジプトにある

王家の谷のような数の古墳群が多く存在しています。

明日香村には古墳以外にも飛鳥寺など

日本の歴史が多く詰まったエリアなのです。

高松塚古墳からは車で6分のところに同じく漆喰壁があるキトラ古墳もあります。

 

奈良県明日香村は、私は日本の「漆喰の聖地」だと思っています。

国宝高松塚古墳壁画修理作業室の公開見学

そんな歴史深い明日香村へと今回は平成29年度(第19回)

国宝高松塚古墳壁画修理作業室の公開見学に参加してきました。

修理作業室内では写真NGのため、見学の様子を文章にまとめました。

まず、参加者は別室に集められ、動画をみて待機します。

この別室には専門のスタッフがいるためすでに質疑応答が可能でした。

私も「漆喰に繋ぎ材(スサ)は入っていたのか?」という質問をしました。

時間が来たので修理作業室まで移動します。

見学方法は修理作業室隣にある

見学者用通路から二重ガラスを隔てて見るという形式です。

入る前に双眼鏡を貸してくれて修復作業が行われた壁が見えます。

キトラ古墳では解説してくれるスタッフはいませんでしたが、

高松塚古墳では解説員がいるので質疑応答も可能です。

高松塚古墳の漆喰壁

辻:漆喰は硬いのですか?

解説員:いいえボロボロです。例えるなら「おから」のような状態でした。

埋まっていた1300年のうちに水が染み込んだのが原因でしょう。

強度を復元する作業をしているくらいです。

 

辻:高松塚古墳の漆喰壁は何mm厚ですか?

解説員:高松塚古墳の壁画は凝灰岩で作られた石室内面に厚み4mm〜7mmの漆喰の上に

描かれています。

辻:漆喰壁画は現代でいう「フレスコ画」技法でしょうか?

解説員:いいえ。

辻:漆喰の下地は何ですか?何の上に漆喰を塗っているのですか?

解説員:凝灰岩でつくった石室内面に漆喰を塗っています。

辻:絵はどのような原材料で色を出しているのですか?

解説員:ベンガラや色土、鉱物性顔料、染料などがメインです。

月像は「銀箔」を使っています。

辻:漆喰の原材料にはスサ(繊維)は使われていたのですか?

解説員:スサについては、使っていた痕跡がありますが、

長年のうちに消失(分解?)されたようですね。

高松塚古墳現在の外観

高松塚古墳壁画修理作業室公開見学の見学後、

時間があったので古墳まで行ってみました。

(雲ひとつもない青空の下で)

こちらが高松塚古墳の現在の外観です。

芝生も生え、現在は遊歩道も整備されており

散歩しながら明日香村の雰囲気を楽しめますよ。

(高松塚古墳の全体風景)

古墳ってお墓なのですが、ご本人もこうして

世界中から見に来られるとは思いもしなかったことでしょう。

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