漆喰にカッコいい風合いで塗り跡や模様をつけることをパターンといいます。
DIYでもプロっぽく模様を入れて仕上げる事が出来たらお家がオシャレ空間に早変わり!堪能できちゃいますよね!
この記事では自然素材の漆喰を製造、販売、DIYのサポート、
そして施工まで行っているロハスウォールが
漆喰仕上げ模様のやり方をご紹介しております。
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もくじ
おしゃれカフェ風の仕上げ模様(パターン)
オシャレなカフェのような雰囲気を出すためには
仕上がりの模様は重要です。
DIYであってもちょっとしたポイントを守るだけで
職人さんが仕上げて塗った漆喰よりもずっとおしゃれに出来ちゃんですよ!!
カフェやお店での仕上げ模様がおしゃれだったから塗りたくなった!
なんて言われる方すごく多いんです!
店内がビニールクロスの壁だとなぜか雰囲気が出ないとよく言われます。
のっぺりしてるのが嫌だとか安っぽくチャチな感じに見えるとか
置いているインテリアまでも安っぽく見えてくるとか
言われます。
一方で海外の家や流行りのお店だとやはり漆喰壁仕上げがすごく多いんですよね。

おしゃれ
かわいい
かっこいい
やっぱりクロスでは表現できない質感や凸凹が
雰囲気をより上質なものにしてくれるんですよね。
漆喰を素人がDIYで塗ってもカフェと同じようにする方法があるんです!
むしろ素人が塗るからこそできる模様(パターン)と雰囲気があるので
ぜひ、自分のものにしてほしいと思います。
模様(パターン)を表現するために必要な鏝などの道具

漆喰の模様(パターン)は塗り跡なので正解はないんですよ。
でもその中でもポピュラーな塗り跡をつけるための道具を紹介しますね!
・鏝(コテ)

漆喰仕上げをするための必須道具ですよね!
このコテは万能で塗り跡だっておしゃれ模様を作れるんです!
コテの種類がたくさんあって大きさや形状まで違うけど
色んなコテを使うことで素人でも自由な塗り跡や模様を残せちゃいます!
塗りたい漆喰に合ったコテを使って仕上げるのが大切です。
間違えたコテ選びをしてしまうと失敗まっしぐらですよ(汗)
・木コテ

職人さん業界では常識的なコテなのですが素人のDIYにももってこいなんです。
この木コテは塗りつける面が船底みたいになっていて
反っているので難しい事を考えず、漆喰に模様(パターン)をつけれる最強選手!
乱流や引きづりなどのお店でよく見るおしゃれな塗り跡を簡単に
出す事ができるんです!
・櫛コテ

これまた職人さんと同じ道具なんですが
ギザギザになっているので簡単に山々な模様がつけれます。
・ランダムコテ

実はこれすごいんです!
大小様々な形に切りかけが入っているので
ちょっと不思議な模様が入るのが特徴です。
小さな壁よりも大きな壁にワンポイントとして
模様を入れるとクールですよ。
近年では生産終了しているのでもし見つけることができたら手に入れたいコテでもあります。
・ほうき

驚くくらいに普通のほうきです(笑)
こんなものでも簡単におしゃれな塗り跡を残す事ができちゃうんです。
毛、木、ビニルなどどんなほうきでもOKですよ!
壁だけでなく、天井にも細い線が優しくつける事ができるので
模様付けの隠れた人気アイテムです。
・スポンジローラー

ガードシーラーやペンキを塗るのに使うスポンジローラーです。
塗った表面をボコボコにする為に活躍するんです。
コテで塗ったばかりの壁の表面を荒らしてもいいけど早さを追求するならローラーは必須!
漆喰の仕上げ模様(パターン)で大切なポイント
簡単に塗り跡をつける事ができておしゃれに
職人さん顔負けの塗り模様を出すには3つのポイントがあります。
1、漆喰の厚み
2、ダイナミックなコテの動き
3、養生を丁寧にする
おしゃれな仕上げにしようと思うとプロの職人さんじゃなきゃ
なんてイメージがあるかもしれませんが
ちゃんとポイントを押さえることでDIYでもおしゃれな模様(パターン)が作れちゃうんです。
むしろ、ちょっと崩した感じのする素人の塗り跡の方がかっこいい!
ダメージジーンズのようなものです。
職人さんが塗ると普段からきれいにピシッと塗る事を心がけているので
模様をつけてもらってもきれいな機械的な雰囲気で
まるで仕立て上げられたスーツ、ドレスのように
ナニュラルにならないってデメリットがあったり・・・。
1、塗り厚

通常であれば上塗り(漆喰or珪藻土)は1mmくらいの厚みで塗っていけば
十分なくらいコテの塗り跡がつけれて性能も抜群!
だけどおしゃれな模様をつけるには凸凹を作らないといけないので
2mm〜3mmくらいとたっぷりと塗りつけてあげる事が大切なんです。
薄いと下地が透けたり模様が入りにくかったり割れやすかったりします。
漆喰をケチらずにたっぷりと塗ろう!!
2、ダイナミック

塗り手の動きは大きくダイナミックに大雑把に塗る!
きれいにしないといけないと思うとどうしても
少しづつだったりと丁寧に縮こまった動きになりがちだけど
仕上げの模様(パターン)はダイナミックに塗る勢いが大切なんです!
ロハスウォールの社長の口癖でもある
「塗り壁はパッションだ!!」
と情熱を持ってダイナミックが大きな動きで
塗っていくのがカフェ風の仕上げにするには大切です。本当に。
3、養生を丁寧に

たっぷりと塗り厚をつけてダイナミックな動きで
がっつりと塗っていくんですがやはり汚しちゃいけない所まで
材料が飛び散るなんてアクシデントが発生しちゃいます。
養生を丁寧にしっかりとして完成した塗り壁はきれいにする!
塗らない所が汚れてしますと見た目もおしゃれじゃないので
窓枠などを丁寧にして境界線をきれいに出す事が大切です。
オシャレな模様(パターン)にしちゃいましょう♪
簡単にできるおしゃれな塗り跡
おしゃれな塗り壁ってどんなものを想像しますか?
って人によって違いますよね。
そこで色々な模様(パターン)仕上げを紹介しちゃいますね!
どれも素人がちょっとしたポイントを押さえて塗れば簡単に
カフェのような壁が出来上がっちゃうんです。
コテを使って

まずは塗りっぱなし!
これが一番難易度も低くて簡単!オーソドックスにコテ跡を残す事ができて
早く仕上げていく事ができるので全体的に塗りっぱなしで完成させる
のがオススメの塗り跡の塗りっぱなしです。
使うコテの種類を変える事で塗り跡の雰囲気を変える事ができるので
荒めの跡を残したり優しい薄めのコテ跡を残りたりと
自分の好みにあった空間を作りやすいですよ。
最適な塗り場所・・・すべての場所にマッチング!特に天井。
オススメ度・・・・・☆☆☆☆☆

剣先コテを使ってたっぷりと塗りつけていき
派手な感じに荒らしていくスパニッシュ!
先を使って小さく模様を残していくと荒々しい小さいスパニッシュ。
「ザ・塗り壁」という雰囲気を持つスパニッシュ仕上げです。
コテの面を使って大きく残していくとヨーロピアンな雰囲気の
大きなスパニッシュにする事ができるので場所で塗り分けるといいですね!
最適な塗り場所・・・玄関ホールなど狭い部屋など
オススメ度・・・・・☆☆☆

凸凹した所とコテを通したフラットな面を融合させたノスタルジック。
塗りっぱなしにした壁にコテを張り付かせていてわざと表面を荒らしておいてから
優しく表面を均し整えてフラット部分をつくる事でちょっと剥がれた外壁のような模様に!
まるでダメージジーンズのようです。
フラット(平らな)の部分をしっかりとつけてあげて荒れた部分を少なく残す事で
大人しめの落ち着いたクラシカルな雰囲気に。
逆にフラットの部分を少なくして荒れた部分を多く残す事で
荒々しい長年の風雨で崩れたコンクリート外壁のような雰囲気まで様々な表情を作れる。
最適な塗り場所・・・トイレ・洗面など
オススメ度・・・・・☆☆☆☆

レンガ調!
コテの先ではなくケツ(四角い部分)を使って等間隔にブロックを積んだように
派手目に模様を残していくパターン。
これは部屋全体にレンガ調の壁模様にしてしまうと労力が大変だし少し派手すぎるので
1面だけのアクセントに使うと楽しめる模様ですね。
最適な塗り場所・・・リビング・洋室の一面など
オススメ度・・・・・☆☆☆☆
ほうきを使った仕上げ模様(パターン)

ホームセンターや100均などで売っている普通のほうきを使う事で
柔らかい細い線を残すことができるので柔らかい雰囲気の
模様(パターン)を表現することができちゃいます。
波をつけるように動かしてもいいしまっすぐ水平に
引いてあげれば和室に似合うような塗り跡ができますよ。
ほうきの毛が抜けにくいものを使いましょう。
最適な塗り場所・・・和室・トイレなど
オススメ度・・・・・☆☆☆☆
スポンジローラー&コテを使った模様(パターン)

この模様はコテではなくてペンキ塗りなどに使う
スポンジローラーを使って作ります。
全体的に漆喰を塗った後、スポンジローラーを使って
表面を荒らして模様を入れた上でコテを使い表面を優しくなぞって
フラットの面をつくってあげます。
コテを使うよりも全体的に均一な荒れ具合と優しい雰囲気の
剥がれた壁になり照明ですごく壁が映えるのでかっこいいですよ!
最適な塗り場所・・・リビング・洋室の一面など
オススメ度・・・・・☆☆☆☆

塗りっぱなし仕上げ(ミルクホワイト)とノスタジック仕上げ(オリーブ)の融合!
トイレは居住区と違って色分けをしたりわざと派手目に仕上げて日常空間とは
一味違った空気感を作る方がすごく多いんです!
トイレが無駄におしゃれってなんだかお店みたいですよね!!
店舗でも自宅でも素敵なトイレにするとリラックスできちゃいますよねー。
木コテを使った模様(パターン)

誰でも簡単に模様(パターン)が付けれる木コテ!
木目のようなこれぞおしゃれ仕上げの壁!と言いたくなるような模様になるんです。
真横に引き摺ってもよし!8の字を描くように動かして乱流仕上げにしてもよし!
木コテで模様をいれた部分をノスタジックの容量でコテで優しくフラット部分を
作ると抑えた雰囲気になって近くで見ると模様が見えるっていう隠れおしゃれですね。
最適な塗り場所・・・リビング・洋室の一面など
オススメ度・・・・・☆☆☆☆
ランダムコテを使って

幾何学的だけど自分で模様をつけるからナチュラル!
機械と自然の融合で少し変わった模様が楽しみたい人にはオススメです。
大きな壁に大きな動きでしっかりと模様をつけるとかっこいいんです!!
最適な塗り場所・・・リビング・洋室の一面など
オススメ度・・・・・☆☆☆☆☆
櫛コテを使って

ザ・和!ではないんです。
たっぷりの材料でしっかりとギザギザの山を作ってあげる事で
くっきりとした模様ができるのでしっかりと主張してくれるから目立ちます!
等間隔に縦横に模様を入れると市松模様(いちまつもよう)になりトイレの背面とかかっこいいんです。

2色を使って

ミルクホワイトとベージュを使ったマーブル模様。
ベースになる色を塗りっぱなしにして2色目の色を点付けで
大理石のような感じで消石灰の石感と交わってすごい高級なイメージに
仕上げる事でできるので塗りっぱなしだけどしっかりと主張がありますよ!
注意しないといけないのがミルクホワイトとハニーイエローのマーブルは
アクなどの汚れが出たように見えるのでやめたほうがいいですね。
メリハリのある色を使ってい2色でマーブルするとプロヴァンス風で、かっこいいですよ!
最適な塗り場所・・・トイレ、玄関ホールなど
オススメ度・・・・・☆☆☆☆
仕上げ模様(パターン)のまとめ

漆喰の仕上げ模様は「絵を描くように」と
自由に自分がいい!と思うような模様で仕上げるのが大切です。
自分がいいと思えばそれが正解なのです。
どんだけ有名ですごい職人さんに塗っても
自分が「え・・・これ?」と思うとそれは失敗なわけで
やはりDIYで楽しんで自分の理想を実現するのもおしゃれ壁への近道ですね。
たっぷりと漆喰を塗りつけて一度塗りっぱなしして乾く前に壁というキャンバスを自分色に!!
カフェ風の塗り壁以外にも他にもっと自由な塗り跡もあるので是非、自分でベストの壁を見つけてください!
お店やカフェで塗り壁のところがあったらそれはもしかしたら自分たちで塗った壁かもしれません。
お店の人に話しかけて見ましょう。
普通の壁とは違うおしゃれな塗り壁にしているということはあなたと趣味が近い可能性が高いです。
どう塗ったのか教えてもうと盛り上がって楽しいですよ。
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