珪藻土

珪藻土壁の発がん性はウソ!!珪藻土とアスベストを勘違いしていませんか?

このブログでは、自然素材の珪藻土を製造・販売している「ロハスウォール」が、世間でよく勘違いされる珪藻土とアスベストの問題、珪藻土の発がん性について、真実をそのままにお伝えします。

ロハスウォールでは日本製でアスベストを含まない自然素材の珪藻土を扱っております。

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珪藻土とアスベストの発がん性は?

これまで珪藻土の発がん性を主張している動画・ブログ・ニュースは多いですが、根本的に勘違いをしている方が少なからず見受けられます。

その際、問題になるのは、粉塵を吸い込んだ場合の発がん性です。勘違いがまずここにあります。

珪藻土の発がん性については、多くの公的機関が見解を公開しています。

珪藻土の発がん性についての公的機関の見解

国内外の公的機関の見解を載せておきます。

利害関係のない第三者機関である、しかも、公的機関の見解は、そろって珪藻土の発がん性については認めるようなことが書かれていません。

IARC(国際がん研究機関)

WHO(世界保健機関)に属するガンに特化した有名な専門機関がIARC(国際がん研究機関)です。

IARCでは、珪藻土をグループ3に分類としています。

グループ3とは、「ヒトに対する発がん性について分類できない」ものとしています。

つまり、珪藻土に発がん性があるとは言えないという結論です。

 

その他の機関

 

・社団法人 日本産業衛生学会

・ACGIH(米国産業衛生専門家会議)

・米国EPA(環境保護庁)

・米国NTP(国家毒性プログラム)

・EU(欧州連合)

・BGIA(ドイツ連邦職業協会安全研究所)

・TRGS(危険物に関する記述規則)

上記、7ヵ所の公的機関の見解は、珪藻土については、発がん性評価の対象となっていませんとのことです。

正直なところ、全ての機関において、被害状況も確認しておらず、一番信用ができると思われているWHOが属するIARC(国際がん研究機関)が珪藻土をグループ3に分類していることから、問題にすらしていない状況です。

よって、壁材として使用するのも安全と言えます。

こちらのページから珪藻土のサンプルも手に入りますので実物をご確認いただけます。

珪藻土は、そのままだと非結晶シリカ、焼成後は結晶質シリカで危険だというのも勘違い

珪藻土に発がん性があるという人は、

「珪藻土は焼成(焼く)ことで結晶質シリカとなり、グループ1(ヒトに対して発がん性を示すグループ)に属するから危険だ」

といわれます。

珪藻土→焼成(焼く)→結晶質シリカ(危険!)といった主張です。しかし、

そもそもこの分類はIARC(国際がん研究機関)が分類していて、

グループ1は、「職業的に長期間、高濃度の粉塵を吸入する場合にヒトに対して発がん性を示す」と言う分類です。

珪藻土については、

・そのまま未焼成(焼かない)で使う→非結晶シリカ

・焼成して(焼いて)使う→結晶シリカ

二つのパターンが見受けられます。

よってどちらの状態か?が分かれ目です。

非結晶質シリカとは、

アスベストのように尖った形状の粒子です。そのため、発がん性があるグループ1に分類されますが、珪藻土は丸い形状の中に結晶質シリカが入っている状態になります。そのため、尖った形状となる訳ではなく、発がん性があるとは言えません。

そもそもグループ1は、

「職業的に長期間、高濃度の粉塵を吸入する場合にヒトに対して発がん性を示す」

というものです。具体的には、

・海岸の砂

・公園、学校の砂場

・ゴルフ場のバンカー

なども含まれます。これらの中には、結晶質シリカが含まれており、それぞれ含有率は違いますが、すべてグループ1に属します。

石綿(アスベスト)の発がん性についての公的機関の見解

石綿(アスベスト)の繊維は、肺線維症(じん肺)、悪性中皮腫の原因になるといわれ、

肺がんを起こす可能性があることが知られています(WHO報告)。 石綿による健康被害は、石綿を扱ってから長い年月を経て出てきます。例えば、中皮腫は平均35年前後という長い潜伏期間の後発病することが多いとされてい ます。仕事を通して石綿を扱っている方、あるいは扱っていた方は、その作業方法にもよりますが、石綿を扱う機会が多いことになりますので、定期的に健康診 断を受けることをお勧めします。現に仕事で扱っている方(労働者)の健康診断は、事業主にその実施義務があります。(労働安全衛生法)

厚生労働省のホームページより

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/roudoukijun/sekimen/topics/tp050729-1.html

珪藻土とアスベストの違い

珪藻土とアスベストには、明確に違う点があります。

・形状

・大きさ

アスベストが規制されることになった理由は、

アスベストの粉塵を吸い込んだ際、肺で吸い込んだことによりそのアスベストが針状に鋭利になっており、肺に刺さることで様々な病気を誘発するためです。

では、珪藻土で同じことが起こるのかというと、全く起こりません。

珪藻土とアスベストの大きさの違い

アスベストの直径は、1ミクロン以下で肺まで到達します。

珪藻土の直径は、数十ミクロンあり、吸い込んだ際に、肺まで到達する以前に、遺物として痰(たん)などに絡められ、体外に排出されます。

(肺に到達するものは、「直径3ミクロン以下、長さはその3倍以上」とされています)

珪藻土とアスベストの形状の違い

アスベストの形は、繊維、針状の形状をしています。

そのため肺に吸い込んだ後、肺に刺さるなどの影響で、30年から50年後の潜伏期間を経て、中皮腫・肺がん・石綿肺・びまん性胸膜肥厚などの病気が起こります。

珪藻土の形は、円形状の形状をしています。大きさにより肺に到達することもないのですが、形状も円形状なので刺さる恐れがありません。

そのため、アスベストとは形状からして全く違うものなのです。

ここで、少々知識のある方ほど珪藻土は危険だと勘違いされることがあるのです。

珪藻土とアスベストの発がん性まとめ

以上の公的機関、厚生労働省の見解から、珪藻土に発がん性がないということは明らかです。

アスベスト(石綿)については、発がん性があるということも明確です。

安心して壁材として珪藻土を取り入れてはいかがでしょうか?

壁材にした場合のメリット、デメリットはこちらでご紹介しておりますので

ご興味が出てきた方はご覧ください。

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珪藻土にアスベストが混入することはあるのか?

日本でのアスベストの取り扱いについて

建材の多くは、日本の法律に従い、人体の影響のある素材については規制されています。

日本ではアスベストを混ぜることは、平成18年9月1日に施行された、労働安全衛生法の改正により、平成18年9月1日以前から使用されているもの以外については、

アスベストを重量の0.1%を超えて含有するすべての物の 製造や輸入、譲渡、提供、使用についても禁止とされています。

これを見ると、現在の珪藻土の壁にアスベストが混入している可能性はなさそうです。

ただ、

「ん?0.1%を超えて??」

と思いませんでしたか?

そうです。食品添加物と同じで、その%を超えなければ完全に0%で規制されているわけではありません。

法律がありつつわざわざアスベストを使う建材業者もいないと思いますが、じゃあなぜ、0.1%未満なのでしょうか。

珪藻土に含まれる成分は製造会社によって違う

珪藻土は、成分が土であるため、商品とするために固める成分を配合しなくてはいけません。そのため、土・セメント・接着剤などが混ぜられます。

建材の中で、セメント、石膏ボードなどの建材については、廃棄処分の建材の再利用(リサイクル)がされています。

それを踏まえて、次の疑問が浮かんできます。

・セメントについて、再利用の際に、完全に成分を分けることが果たしてできるのか?

・珪藻土については建材の再利用が行われていないのか?

本来、国内で生産している珪藻土の製造会社で、含有物をすべて開示している会社はどのくらいあるかわかりませんが、それを知るためには、直接、製造している会社に問合せることが一番です。

上記で記載したように、セメントを混ぜて作られた珪藻土についてはそのセメント自体に廃棄物を混ぜることが前提であり、そういったものについて問題がないとは言われていますが、廃棄物を利用したセメントが入っている事実は変わりません。

何が入っているのか、全てが自然素材であるのか、心配ならすぐに問合せましょう。

その際、本当に自然素材しか入っていないのか、全ての素材を明らかにしてもらうことで、0.1%に満たない素材まで聞くことができれば、安心を得られることができます。

※ロハスウォールの珪藻土は、漆喰の消石灰の二酸化炭素を吸収しながら固まる性質と天然の海藻ノリ100%を利用しているので100%全てが自然素材で作られています。

中国では?

アスベストは世界各国で、製造・販売・輸出・輸入が禁止、規制されている国が多いですが、中国をはじめ、発展途上国では、現在もアスベストが製造や使用をしています。

アスベスト鉱山

中でも、中国は、アスベスト鉱山を持っています。その埋蔵量は、世界第三位です。アスベストの使用量については、世界第二位となっています。(2019年調べ)

つまり、アスベストを使用することが当たり前ということです。

中国では、製造する側の規定はありますが、製造・使用についてを規制する動きは未だありません。なぜ危険なアスベストを使い続けるのでしょうか。

それはアスベストが安価で、耐火性、断熱性、防音性、絶縁性など多様な機能を持っているからです。

アスベストによる健康被害の症例については30年から40年後に発症します。世界で規制が広がったのは2007年くらいです。ということは、アスベストを規制した国は、2037年以降、アスベストによる病例が減るはずです。

このまま中国が国として、アスベストによる健康被害が2037年以降に、増えたことを認めない限り、中国内で規制の方向へいくことはないかもしれません。

珪藻土バスマットにアスベストが入っていた問題がありましたが、

アスベストの関係についてご質問にお答えしています。

 

 

まとめ:とにかく国産の珪藻土が安心

ロハスウォールでは、余計なものを一切入れず、完全自然素材だけを配合してつくった珪藻土を製造・販売・施工・アフターフォローまでしています。

製造から施工、アフターフォローまでしている会社だからこそ、一貫したノウハウが長年で蓄積されており、これからそこに住もうかな?というみなさんにも安心・安全な珪藻土をお届けすることができます。

せっかく珪藻土を使うならば、自然素材だけで作られた珪藻土をお使いいただき、珪藻土本来の効果で、安心して快適にお過ごしいただきたいと願っているからです。

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