漆喰・珪藻土について

新居関所の漆喰壁を見てきた。

関所って知っていますか?

古くは源義経の勧進帳(安宅の関)だったり

通行手形などで当時に関連した情報が文献はもちろん

時代劇や映画にも関所は出てきます。

そんな関所の実物が現存しているということを知り、

【新居関所(あらいせきしょ)】を見てきました。もちろん目的はもちろん漆喰壁です。

迫力ある「新居関所」の文字。目の前が浜名湖の静岡県湖西市に存在しています。

新居関所の全景。屋根の白い部分は漆喰ですね。背景に新幹線が通るベスト写真スポットです。

関所は家ではないので玄関がありません。

こちらが入り口になっていて、建物に上り中を歩くことができますよ。

靴は脱いでお上りください。

壁がねずみ色っぽいですが、色付きの漆喰かな?と思います。

早速触ってみて壁をチェック。

ちょっと柔らかな漆喰です。ロハスウォールの漆喰とは真逆の作り方をされていると想像できます。

やはり100年以上の建物なので経年ダメージもあります。漆喰壁を補修している箇所もありましたね。

古い建物でも、ちゃんと手入れをすると長持ちするんです。

二度と作れないですから大切に残して欲しいものです。

新井関所の存在理由

関所は検問することが主な目的です。現代でいう税関や入国審査みたいな存在ですね。

江戸時代は、各藩が半分独立国家のような存在だったため関所が必要だったらしいです。

(当初はかなり厳しく取り締まっていたのですが、慶応の改革で手形がなくても通行ができるようになり、関所改めは終わりました)

特に、入鉄砲(いりてっぽう)と出女(でおんな)を厳しく取り締まったそうです。

(歩いているといきなり背後に現れる甲冑。)

江戸に入ってくる鉄砲を取り締まっていたのは、治安維持のための活動です。

関所には武器を並べて通行人を威嚇していたのだとか。

鉄砲や、

弓矢など並べられていました。

 

関所では詳しく取り調べがあったみたいですね。

去年LAに行ってきましたが、入国審査官にあれこれ聞かれましたよ。

それと同じなんだと思います。

 

あらため女

  関所には男性だけではなく、女性も勤務していました。

女性を調べるのは関所の役人の奥さんやお母さんが給料をもらって担当していたとのこと。

江戸にいる大名の奥さん(幕府の人質)が逃げ出さないようにしていた目的がありますね。

なので、関所抜けは重罪で磔(はりつけ)でした。

 

 

新居関所の漆喰壁

それでは、建物を中心にみて行きたいと思います。

古い建物ですが全面木造なのでちゃんと消防上の設備も完備しています。

ぷっくりしている壁を発見!

漆喰が浮いています。漆喰壁は柔軟性がないので下地に負荷がかかるとこのように浮き上がることがありますよ。

外壁なので台風や大雨が来る前に修理して欲しいなあ。

  

 

 

江戸時代には

入り鉄砲に出女(でおんな)と言われるほど
上の2件についてとても厳しかったのだとか。

 

 

新居関所へのアクセス

新居関所へは

車  浜松市内から国道1号で30分

電車 東海道本線 浜松駅から15分

名鉄名古屋駅より約1時間30分

徒歩 新居町駅より徒歩で9分

で行けます。

昔はここから浜名湖対岸に向けて船が出ていたとのこと。

静岡県は横に長〜〜いですが、一度訪問してみてください。

 

新居関所の漆喰壁まとめ

新居関所は漆喰壁で仕上げていました。

柔らかい漆喰でした。

室内にはねずみ色の漆喰壁もありました。

外壁と室内で漆喰の色を変えるのも楽しいですね。

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