もくじ
この動画で分かること（初心者向け）
この記事では和室に漆喰や珪藻土を塗る前の「養生方法」をご紹介します。
養生をすることで仕上がりが美しくなります。
養生の方法を理解するかどうかで進捗スピードが変わります。
以下の動画は和室での養生方法を実践付きで解説しています。
ぜひこの養生方法の動画をみて予習・復習をしてくださいね。
基本的な養生の手順
- 養生をする箇所のホコリをはらっておく
- 壁から約2mm離してマスキングテープを貼る
- マスキングテープの上にコロナマスカーを貼る
- コロナマスカーのビニールを必要なだけ引き出して柱を覆う
- ビニールの端をテープで固定する
- コロナマスカーの上からマスキングテープを壁から約1mm離して貼る
詳しくは動画をご覧ください。
失敗しやすいポイント
マスキングテープを貼る時にスキマを作らずに壁際までぴっちりを貼ると
材料の厚みで埋め込まれてしまい、キレイに剥がすことができません。
また、隙間が3~5mmなど明らかに空きすぎている場合は養生の効果が発揮できません。
神経質になりすぎる必要はありませんが、あとで自分が困らないように
適度なスキマを開けて貼りましょう。
養生をすることはとても大事
古民家や和室の場合は真壁（柱が見えている壁）という構造です。
柱や長押（なげし）など木部が多く壁面が少ない特徴があります。
作業中、木部に漆喰（強アルカリ）がつくと黒染み（アルカリ焼け）ができます。
アルカリ焼けを起こすと削るなどしなければ修復が難しくなります。
そのため漆喰塗りではきちんと養生をしておくことが重要です。
和室は養生する箇所が多いですが作業のポイントを理解できれば
初心者でも問題なく養生をすることができます。
応用編:棚周りの養生手順について
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