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【重要文化財】松山市の代表的な漆喰壁!本丸天守の漆喰壁を見てきた。

2017/11/28 漆喰・珪藻土について 漆喰とお城 漆喰の旅
この記事は約 6 分で読めます。

松山城天守は日本国内に残る現存天守12のうちの1つになっています。

四国には丸亀城、高知城、宇和島城、そして松山城と

4つも現存天守が揃っています。

現存天守12で一番多いエリアなんですよ。

そんな松山城の大天守を中心に、本丸公園にある建物をご紹介します。

 

 

 

漆喰壁が美しい松山城の連立式天守群

 

漆喰壁の白色と、

連立式天守が美しい評判の松山城本丸です。

松山城本丸公園内で一段高くなっている部分が本壇です。

この本壇は石垣で全体を一段高くして松山城の特徴である

連立天守群を配置しています。

松山城の大天守は、黒船来航の翌年に再建され

現存している天守です。

現存天守12の中で、最も新しい層塔型天守なのです。

 

右手に見えるのがニノ門。

正面の天守の漆喰壁には鉄砲狭間があり、

鉄砲で狙われちゃいますね(笑)

 

松山城本丸のニノ門。ここから本壇に入れます。

 

 

三ノ門(さんのもん)

本壇三番目に出てくるのが三ノ門です。

 

筋鉄門(すじがねもん)

門の柱に鉄板が貼られているということでます。

1784年落雷で焼失したため、1854年に再建されています。

さらに、昭和8年に放火で一部焼失し昭和43年に復元されました。

 

 

 

漆喰壁に囲まれた松山城本丸大天守への入り方

現在の大天守への入り口は地下1階とされている蔵から入って行きます。

天守は当初5層構造だったものを松平定行が3層構造に減築しているのです。

入ってすぐ靴を履き替えます。

梁が大迫力なので一見の価値ありますよ。

本丸天守に入って最初に気づいたのは、

床材が和釘で固定されていること。今で言うフローリングですね。

 

1Fは展示物が多くあります。

松山城の築城当初に携わったのは加藤嘉明(よしあき)公。

(加藤嘉明公の甲冑)

加藤嘉明公は賤ヶ岳七本槍の一人として有名。

1584年以降は水軍分野で活躍しました。

松山城の城造りに実戦経験が応用されて

かなり強固な作りになっていますね。

 

本丸大天守からの松山市街地方面の眺め。

桜が満開のときは素晴らしい景色でしょう。

 

漆喰壁の下地骨格!松山城天守にある大工技術の模型が面白い。

金輪継

 

尻挟継

 

鯱ほぞ差

 

重ほぞ

 

渡り顎

 

 

色んな継ぎ方があって建築関係者も楽しめますね。

 

 

 

城郭で漆喰を見るときのポイント!漆喰壁内側の石落とし

漆喰壁に囲まれた、この板を外すと

「石落とし」という罠になっています。

漆喰壁で鉄砲の銃撃から身を守りながら、

石垣にへばりつく敵に対して

石を落として反撃していくのですよ。

 

 

松山城本丸天守の内部から漆喰を見る。

松山城本丸天守の特徴は狭間にあるんです。

狭間の城内側。ここから鉄砲を撃ちかけます。

分厚い土壁に漆喰壁仕上げなので、防弾性能を考えた当時最新の構造なんですよね。

 

早速、松山城の漆喰壁がどんな質感なのか?をチェックしたいと思います。

触った感触が、現存天守の松本城の重厚な漆喰と

岡山城(月見櫓)の軽い質感の中間どころな硬質さです。

これは経年変化はもちろん、漆喰の配合や

お城のある場所の気候によって異なるところが面白いのです。

 

 

松山城本壇にある天守群を漆喰壁中心にご紹介。

 

 

 

 

 

 

本丸の漆喰壁がもっともよく見栄えする紫竹門

ここから本丸を見ると、連立天守から見下ろされる角度になります。

松山城の迫力があって漆喰壁が見栄えしますね。

 

紫竹門内側から。狭間の数が多いです。

この狭間は縦長なタイプが弓矢用で正方形が鉄砲用です。

そろそろお気づきかもしれませんが、

現代に伝わっている漆喰壁は戦国時代から伝わる防備用の壁なんです。

 

漆喰壁は防火性に優れているので、放火されても簡単に燃えない

当時では最先端の素材です。

 

現代のテクノロジーでいうと、

今では誰もが使っている、カーナビで使う人工衛星や携帯電話など

元々軍事用に開発されたものを便利な生活のために平和利用しています。

 

これは当時から変わっていない手法と言えるでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

漆喰壁を触るのが難しい!松山城で現存する最古の建物、乾櫓と野原櫓

松山城の乾櫓。1596年〜1615年の間に伊予郡松前町にある正木城から

移築されたと伝えられています。

幕末までに何度か修理がされたそうですが、松山城にある

一番最古の建築物の一つと考えられているそうです。

 

立ち入り禁止しているので壁を触って漆喰の質感を確認したかったです。

乾櫓から乾門を通して繋がっている建物が乾門東続櫓です。

乾門東続櫓も漆喰壁の面積が少ないですね。

 

 

 

全国唯一の現存している望楼型二重櫓!松山城の野原櫓(のはらやぐら)

松山城の野原櫓は本丸の北側への防衛を担う櫓です。

この野原櫓の希少性は天守望楼起源説のため。

 

お城の天守ができた由来には

望楼型の櫓が発展して天守が生まれたという

「天守望楼起源説」があり、

この説を裏付ける資料としても注目されています。

 

この野原櫓は乾櫓と同じく漆喰壁の面積が少ないのが特徴です。

 

松山城からの眺め

瀬戸内海に沈む夕日もキレイな松山城です。

撮影ポイントも多いのでカメラを持ってお出かけしたいですね。

 

 

 

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