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大阪市立愛珠幼稚園の漆喰壁を見てきた。

2017/09/16 漆喰の旅
この記事は約 3 分で読めます。

漆喰壁と高層ビルの組み合わせという街の雰囲気が見える、

大阪市立愛珠(あいしゅ)幼稚園を見に行きました。

愛珠幼稚園は大阪市立の幼稚園です。

1880年(明治13年)開園、大阪市内に現存する最古の幼稚園で

現園舎は1901年(明治34年)に完成した建物そのもの。

愛珠幼稚園は国の重要文化財として2007年に指定されています。

また、隣には古い建物の「適塾」があり

とても雰囲気のよいエリアですよ。

高層ビルが周囲にそびえる中、

愛珠幼稚園の漆喰壁があるという

近代日本の雰囲気を醸し出しています。

大阪のビジネス街に佇む漆喰壁の建物は良い雰囲気ですね!

 

気づいた方もいるかと思いますが、

先ほどの漆喰壁と比較してこちらの漆喰壁は黄色っぽいですね。

これは土佐漆喰を使用しているものと想像されます。

奥から手前に向かって一枚一枚の壁を塗っていくという手順で

漆喰を塗ってきたのでしょう。

 

 

理由は、この漆喰壁のヒビをご覧ください。

細かい割れが入っています。これは急激に乾燥した時に発生しやすいヒビです。

この漆喰壁は西に面した南西角の壁です。

右利きだと左から順に右へと塗って行くのがセオリーです。

朝から塗り始め、夕方に塗ったのがこの壁だと思います。

要するに、北西の壁から塗り始め、

最後(夕方)になったのが南角のこの壁だと思います。

きっと、夕方の直射日光が当たって入ったのかなあ?

 

でも漆喰壁に入ったヒビ割れの修復は簡単なんですよ。

ヒビ割れの補修はコチラ

>> 漆喰壁の補修キット

 

 

愛珠幼稚園の漆喰壁を辿っていくと南西角には銅座の跡があります。

銅座とは、銅山からの荒銅を買上げ、銅吹所に精練させ、

それを集荷して海路長崎へ回送する役割。

また銅の密売を防ぐため精細な規定をつくり、

破片に至るまで銅座が管理しました。

 

そう!このエリアは、

1730年世界初の近代的な先物取引市場

「堂島米会所」があった伝統ある街なんです。

江戸時代は日本の経済を管理していたのが

この大阪という街なのです。

 

しかし、この歴史ある街にある漆喰壁の建物が

今尚幼稚園として使われているとは。。。

 このような建物で育った子供達は、どのような心を持つのだろうか。

きっとこれからの日本の未来に必要な心を持つに違いない。

 

 現在は耐震改修工事をしていました。

このような建物は日本の街に大切です。

大阪の伝統を象徴する建築として、

ずっと残して行って欲しいものですね。

大阪に行った時には愛珠幼稚園の漆喰壁をぜひ行って見てください。

 

噂によると角野卓造さんも愛珠幼稚園卒だとか・・・

 

大阪市立愛珠幼稚園は淀屋橋駅から徒歩4分です。

淀屋橋駅は御堂筋線・京阪本線からのアクセスが便利良いですよ。

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