1. BLOG TOP
  2. 珪藻土と漆喰ではどっちがいいのか? 珪藻土とは一体何なのか?

珪藻土と漆喰ではどっちがいいのか? 珪藻土とは一体何なのか?

2018/03/12 漆喰・珪藻土について
この記事は約 5 分で読めます。
珪藻土とは何か知っていますか?
今回は珪藻土について語っていきたいと思います。
(珪藻土を塗った壁)
近年、珪藻土バスマットの人気が出て来ており、
それに合わせて珪藻土壁も注目が集まってきました。
お風呂上がりに珪藻土バスマットの上に乗ると一気に水を吸い込むので
珪藻土の性能を実感することでしょう。
そんな珪藻土ですが、そもそもどんなものなのか?
珪藻土について調べてみました。
これから新築するので内装は何にしようか?
リノベーションで前と雰囲気をガラッと変えたい!
内装材として珪藻土が気になっている方もご一読していただければ参考になると思います。

珪藻土とは何か?

  珪藻土は珪藻(藻類)の一種である殻の化石からなる堆積した土、もしくは堆積岩です。
 (珪藻土の堆積土。これが各珪藻土製品の原材料となります。)
 この化石の主成分は二酸化ケイ素でできていて、珪藻の殻には小孔が多数開いている(多孔質)のため、
 珪藻土は体積あたりの重さが非常に小さいのが特徴です。
 珪藻土商品に使われているのは、この珪藻土を焼成して数十ミクロン(μm)の粒子で数ミクロン(μm) ~サブミクロン(μm)の細孔を持った「多孔質素材」の状態で珪藻土商品の原材料として使用します。
※多孔質を身近に例えると、お菓子の断面にあるような空洞が多数ある材質のことを言います。
 (多孔質。美味しそうですね^^)
多孔質素材である珪藻土には、高い保温性と程よい吸湿性があり、別名で呼吸する壁とも珪藻土は言われていて内装材として人気があります。
そこから派生して、珪藻土バスマット、珪藻土コースター、調味料のケース、珪藻土でできたスプーンなどの商品も販売されるようになりました。
日本では古くから七輪の原材料として使われてきた歴史があり、耐熱性もあるのが珪藻土なのです。

珪藻土と漆喰の違い

珪藻土と漆喰の原材料の違い

珪藻土は、珪藻土が含まれる原材料を使用した塗り壁材に対し、漆喰は石灰石を加工した消石灰を原材料にした塗り壁材です。
(姫路城に象徴される漆喰壁)
珪藻土には自ら固まる性質のないため、固めるための素材(固化材)が追加されています。
商品によってはこの固化材が異なるので珪藻土にはどのような固化材が使用されているか?を調べましょう。
漆喰でも同じく、商品によっては消石灰を原材料に使っていない名ばかりの漆喰や、アクリル系接着剤(ボンド)が混入している商品まであるので注意が必要です。
珪藻土でも漆喰でも共通して言えることは、ボンドが入っているとビニールクロスと同じ規格となってしまいます。

珪藻土と漆喰で効果の高い使い方が違う

珪藻土は調湿性を求めるために普及してきた素材でありますが、漆喰は古くから建材として使われてきました。
外壁に調湿性を付与する必要はないため、外壁材として珪藻土を塗る意味やメリットは全くありません。
珪藻土はあくまで湿気対策として効果を発揮します。現代の建物の欠点である湿気や結露の対策に
珪藻土は効果的です。

珪藻土と漆喰の歴史の違い

珪藻土は昔から壁土として使われた形跡がありますが、特に近年住宅の内装材として進化してきました。
漆喰は日本だと1300年前の高松塚古墳やキトラ古墳の室内に使われていて、
とても長い歴史があります。
(日本最古の漆喰壁として残るキトラ古墳)

表現したい模様の違いが珪藻土と漆喰で違うか?

(珪藻土に模様を入れて塗っています。)
(漆喰をトイレに塗った写真)
珪藻土は平らな仕上げにするのが苦手です。
模様をがっつり入れた仕上げにしたいのであれば珪藻土でも漆喰でも同じですが、
珪藻土と漆喰は商品によって特性が異なるので商品を作っているメーカーに確認しましょう。

珪藻土と漆喰では匂いが違うか?

珪藻土と漆喰の原材料自体に匂いはほとんどありませんが、商品によってはアクリル系樹脂(ボンド)が入っている珪藻土や漆喰があるので、単純な比較ができません。
ボンドが入っているとペンキのような匂いが完成した状態でもしばらく続きます。

珪藻土と漆喰ではどっちがいいのか?

珪藻土と漆喰を選んでいると珪藻土と漆喰ではどっちを塗るのがいいのか?という疑問が出てきます。
壁は一回塗ったらほとんどそれっきりですし。
機能としては珪藻土も漆喰もほとんど同じように思えるからです。
セオリーとしては外壁であれば漆喰、室内であれば珪藻土というのが考えられますが、
内装材として漆喰ではダメなのか?というと、そんなことはありません。
近年漆喰の内装は人気が出て来ています。
 
実際に実物を前に違いを見たり、珪藻土と漆喰を触ったりして素材感の違で珪藻土にするか漆喰にするかを自分の好みで選ぶことをオススメします。

DIYで塗るのは珪藻土と漆喰のどちらがいいか。

DIYでは珪藻土の方が塗りやすく、漆喰は職人さん出ないと難しいというのが見受けられますが、
実際にそうなのでしょうか?珪藻土と漆喰の取り扱い方法を調べてみました。
珪藻土は練った状態での長期保管ができず、日にちが経つごとに徐々に固まっていきます。
そのため珪藻土を開封したのちは一気に塗る必要があります。
しかし、漆喰は練った状態であっても空気を遮断すると保管ができます。土日などに自分のペースで塗るには漆喰が便利良く週末DIYの方には人気です。
(漆喰は密封していると練り置きができる。)
珪藻土と漆喰の違いについて調べてきました。
分かったことは「塗り壁材としての大きな違いはない」ということです。それよりも、漆喰と珪藻土は商品によって大きく違ってくるので好みの壁材を探しましょう。
お気に入りの珪藻土と漆喰を選ぶヒントにしてみてくださいね。

\ SNSでシェアしよう! /

漆喰(しっくい)通販 ロハスウォールの注目記事を受け取ろう

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

漆喰(しっくい)通販 ロハスウォールの人気記事をお届けします。

  • 気に入ったらブックマーク! このエントリーをはてなブックマークに追加
  • フォローしよう!

関連記事

  • 【漆喰の日】4月9日はしっくいの日

  • 松山市にある子規堂の漆喰壁を見てきた

  • 自然素材の塗り壁材を見極める重要な3つのポイント

  • 漆喰・珪藻土のメリットとデメリットとは?

  • 滋賀県にある国宝彦根城の漆喰壁を見てきた。

  • 【兵庫県明石市】明石城の漆喰壁について