F☆☆☆☆漆喰のメリット・デメリット、自然素材の漆喰との違いについてプロが教えます

F☆☆☆☆製の漆喰とは、商品のパッケージにこのようなマークがある漆喰のことです。

 

今回は一般的に工務店が使用したり、販売されているF☆☆☆☆製の漆喰を元に、「メリット・デメリット」「100%自然素材の漆喰との違い」について解説します。

 

【この記事を読んで分かること】

 

F☆☆☆☆規格の漆喰について徹底解説

F☆☆☆☆規格の漆喰は自然素材の漆喰ではない

F☆☆☆☆規格の漆喰のメリット・デメリット

F☆☆☆☆規格と自然素材の漆喰の違い

 

F☆☆☆☆規格の漆喰とは何のか?

F☆☆☆☆規格の漆喰として有名な商品として以下のような商品があります。

 

うま〜くヌレール

 

※楽天市場より引用

 

・練済み漆喰

・価格

 5kg:4,785円(957円/kg)

 18kg:15,235円(847円/kg)

 

練済みベジタウォール

※楽天市場より引用

 

・練済み漆喰

・価格

 16kg:8,800円(550円/kg)

 

大和しっくい

 

※楽天市場より引用

 

・粉漆喰

・価格

 20kg:3,980円(199円/kg)

 

以上の

そもそもF☆☆☆☆とはエフフォースターと呼びます。

 

「F」はシックハウス症候群などの健康被害の原因となる「ホルムアルデヒド」の放散量の等級を示すマークで、JIS工場で生産されるJIS規格の製品に表示することが義務づけられています。

 

以上がF☆☆☆☆規格の漆喰としてよく見かけます。

 

F☆☆☆☆はこのホルムアルデヒドの放散量の等級の中でも最上位規格を示すマークです。

そのため、F☆☆☆☆規格の漆喰とは原料の化学物質から放散されるホルムアルデヒドが比較的少ないといったことが言えます。

また、F☆☆☆☆規格の漆喰はこのように化学物質を含むことから、100%自然素材の漆喰とは異なるといったところに注意が必要です。

 

F☆☆☆☆漆喰のメリット・デメリット

メリット

 

・安い(価格)

・工務店の取り扱いが多い

・買いやすい

・漆喰の性能が自然素材とほぼ一緒

・塗りやすいため工期が短くて安い

 

デメリット

 

・匂いが気になる

・頭痛、蕁麻疹、などアレルギー反応が出る場合がある

・調湿性が低い

・耐久性が低く長期にわたっての強度が弱い

・化学物質のせいで汚れが付きやすい

 

F☆☆☆☆製の漆喰は100%自然素材の漆喰に比べ、価格が安いものが多いです。

また、入手のしやすから工務店での取り扱いも多く、ホームセンターやアマゾン、楽天などの多数の大手ショッピングモールで販売されています

「調湿性」「消臭」「抗菌」といった漆喰の性能面でも、100%自然素材の漆喰とほとんど変わりません。

さらにリフォームなどで漆喰の施工を業者に依頼した場合には、F☆☆☆☆規格の漆喰は100%自然素材の漆喰より塗りやすいため、工期が短くなり施工費用が安くなるようなケースもあります。

一方、デメリットもあります。

1つ目に、F☆☆☆☆規格の漆喰は化学物質を含むことから、独特なニオイがあり頭痛や蕁麻疹といったアレルギー反応が出る場合があります。

2つ目に、F☆☆☆☆規格の漆喰に含まれる化学合成接着剤が漆喰表面を覆うため、調湿性が少なくなってしまうことです。

その事例として、写真のようにロハスウォールの100%自然素材である本格漆喰であれば、水を掛けても吸収して乾きますが、F☆☆☆☆製の漆喰では撥水してしまいました。

3つ目に、100%自然素材の漆喰に比べると耐久性が低く長期にわたっての強度が弱いことです。

漆喰の原料である消石灰は、空気中の二酸化炭素(炭素)と反応することで石灰石となります。

そのため長期にわたって強度が高いというのが本来の漆喰なのですが、F☆☆☆☆規格の漆喰の場合には、原料の化学合成接着剤が時間が紫外線の影響で劣化するため、長期にわたっての強度が弱くなる原因となっています。

4つ目に、F☆☆☆☆規格の漆喰壁は化学物質の影響で汚れが付きやすいことです。

外壁には黒い雨垂れが発生することが多いのですが、F☆☆☆☆規格の漆喰に含まれる化学物質と反応して、写真のような黒ずみができます。

 

F☆☆☆☆の漆喰と100%自然素材の漆喰の違い

 

F☆☆☆☆製の漆喰 カキ本格漆喰(100%自然素材)
価格 安い 高い
購入 しやすい しづらい
健康被害 多い 少ない
工務店の取り扱い 多い 少ない
汚れ
耐久性
調湿性・抗菌 弱い 強い
手触り ベタつく サラッとしている
照り 光を反射しづらい 光を反射しやすい
施工後

・化学的なニオイがする

・ペンキに近い素材感

・量産型

・空気がいい

・高級感が出る

・素朴な風合い

※汚れの評価基準(○:汚れにくい △:汚れる ×:汚れやすい )

※耐久性の評価基準(◎:非常に強い ○:強い ×:弱い )

 

今回はF☆☆☆☆規格の漆喰と、100%自然素材である私たちロハスウォールが取り扱う「カキ本格漆喰」の違いについて解説します。


表にもまとめていますのでご覧ください。

2つを比較した際に、F☆☆☆☆規格の漆喰の大きな特徴として、100%自然素材のカキ本格漆喰より価格が安いことです。

この理由として、F☆☆☆☆規格の漆喰は自然素材以外に化学物質によってかさ増しされているためです。

そして化学物質が含まれることで、本来の漆喰のもつ「耐久性」「調湿性・抗菌」といった性能が十分に発揮できません。

また、手触りにも違いがありF☆☆☆☆規格の漆喰は化学合成接着剤によるベタつきが少し残る一方で、

100%自然素材のカキ本格漆喰は化学合成接着剤を含まないため、手触りがサラッとしているといった違いがあります。

また、漆喰に化学物質を含むか含まないかで起こる最も大きな違いは「健康被害」に関してです。

100%自然素材の漆喰には化学物質が含まれないため、シックハウス症候群などの健康被害の原因となる「ホルムアルデヒド」が放散される心配がありません。

一方、F☆☆☆☆規格の漆喰はホルムアルデヒドの放散量の等級の中でも最上位規格を示すマークであるものの、健康被害の可能性はあり実際の報告もあります。

そのため、100%自然素材のカキ本格漆喰は漆喰本来の性能を十分に発揮し、安心・安全な壁材であるといえます。

F☆☆☆☆の漆喰を使った施工事例

 

 

まとめ

いかがだったでしょうか?

漆喰とひとこと言っても、F☆☆☆☆規格の漆喰や100%自然素材の漆喰などあることから、

F☆☆☆☆規格の漆喰についてや、メリット・デメリット、100%自然素材の漆喰との違いについて解説しました。

見た目は大きくは変わらないものの、価格や性能などその他様々な点でそれぞれの良さがあります。

この記事がご自身にあった漆喰選びの手助けになれば幸いです。

今回はF☆☆☆☆規格の漆喰を中心に解説しましたが、もし本物の自然素材100%でできた天然の漆喰についてもっと知りたい、触ってみたい、家の壁に塗ってみたいと思いましたら、お気軽に下記の資料請求(無料)や無料相談会、漆喰DIY教室にお越しください。

 

資料請求

無料相談会

DIY教室