お知らせ

【漆喰の補修】平成30年7月豪雨で被害を受けた漆喰壁修復をしました

平成30年7月豪雨で被害を受けた方、漆喰壁にダメージありませんか?

今回の内容は、漆喰壁の修復工程です。

災害などで、もしもの場合の修理方法を参考にしてみてください。

 

ロハスウォールが製造販売している漆喰←コチラです。

 

(ロハスウォールを塗っている方へお知らせ)

残念にも災害被害によって破損された方はご一報くださいね。

メーカーとしてサポートさせていただきます。

 

※今回、平成30年7月豪雨で被災された方より名前を公表しないことを前提に

許可をとって掲載させていただいます。ご了承ください。

 

洪水で浸水したトイレの修理をしてきた

 

岡山県で洪水被害を受けたお宅に行きました。

洪水後2週間の状態です。

黄ばんでいる部分(高さ1.2m)まで水が入ってきたそうです。リフォームされた際に、トイレは最新モデルを据付されていましたが、基盤が水没して浸水し壊れて作動しなくなっていました。

ですが、お住まいのご家族は地元消防団の活躍でギリギリ移動して逃れ無事でした。

漆喰壁はもちろんですが左に写っているキッチンも全て沈んだそうです。せっかくお客様がDIYで塗った作品がこのようになってしまい、私たちも心が痛みます。

真っ白な漆喰は泥水で、茶色い染みができてすごかったらしいのですが、ボランティアの学生さんが高圧洗車機で洗ってくれたので色は薄くなっているそうです。

もしビニールクロスだと、洪水で沈んだ場合は水を吸って水ぶくれのようになってしまうため再使用は難しいのではないかな?と思います。

入隅部分は石膏ボードが水を吸い込んで膨らみ、動いてしまうので、漆喰が割れて剥がれているのです。

スイッチ部分も割れて剥がれています。ただ沈んだだけだとここまでならないかもしれませんが、高圧洗車機で壁を洗っているので割れてしまった部分も増えたと思います。

 

洪水だと感染症もあるので家の中を綺麗に洗うことは大切です。

漆喰や珪藻土が割れたりは剥がれてしまうから洗わないのでは本末転倒なので、清潔さを優先して生活を取り戻しましょう!

そのあと、リカバリーをすれば良いのです。

大切なのはリカバリー。ロハスウォールは補修も簡単にできるように考えてつくっていますよ。

 

補修を開始するため養生を開始

それでは補修を開始します。通常、漆喰を塗るように養生をします。

床にはブルーシートを敷いて養生を始めます。

 

腰壁にマスキングテープを貼ります。この時に水没した木部が乾いていないとマスキングテープが貼れないので、乾かしてから修復作業を開始しましょう。

テープはこれから塗る漆喰の厚み分、壁から離して貼ります。

マスキングテープにコロナマスカー(ビニールの着いたテープ)を貼ります。扉にも貼って保護をしておきましょう。

 

 

漆喰壁を修復する下地づくり

 

下地づくりとは、漆喰や珪藻土がキッチリ長持ちするように下地をつくることです。

補修の場合は被害部分を中心に考えます。

入隅部分が剥がれてしまっているため、割れたり剥がれたりしている部分をカッターナイフで取り除きます。

ただ上から塗って埋めてしまうのではなく、剥がれた部分は撤去します。

 

この部分はファイバーテープごと漆喰を剥がしました。

ガードシーラーが必要

撤去した漆喰壁の部分を中心にガードシーラーを塗ります。

このガードシーラーを塗る意味は、

(ガードシーラーを塗布しています)

シーラー無しで、この上に漆喰や珪藻土を塗った際に、仕上がった壁に汚れや色、アクが浮き上がって変色してしまうからです。

ガードシーラーを塗ることでこれらを防ぐ効果があります。

 

下塗りを開始

流れとしては破損した漆喰壁を補修し、その上に漆喰を塗り直ししました。

(背景の壁はすでに漆喰を塗り完成している壁です)

 

DIYでも漆喰を補修できるのでお家の壁にもお使いいただけます。

完全自然素材100%の珪藻土・漆喰をつくりつづけるロハスウォールにご興味のある方はこちらをご覧くださいませ。

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