漆喰の施工業者ロハスウォール自然素材 漆喰を使った施工

漆喰壁を内装に使いたい場合、DIYに限らず専門である職人さん(左官職人)に塗ってもらう方法があります。

今回はそんな業者に工事を任せる際に注意することをご紹介しますのでご覧ください。

漆喰を塗ることができる左官職人の種類

漆喰の施工を専門的に行なっている職人さん(左官職人といいます)を分類すると3分類できます。

 

1、外壁工事専門の職人

2、外構工事専門の職人

3、内装(室内)専門の職人

写真はロハスウォールの社長です。

 

 

といったように大きく3つに分かれます。

同じ左官職人といえど現代では仕事の内容が多岐にわたっており、

ビルや商業施設など大きな建物のコンクリやモルタル専門の職人さんから

戸建住宅のなどの外壁にボンド系の塗り壁材を塗る職人さん

日本伝統の土壁ができる職人さんまでジャンルが数多く分かれています。

 

そして昔とは違って建築工法も変わってきていて需要も変わってきております。

このため左官職人さんは自分の技術幅を広げたりすることによって仕事を選んでいるといっていいでしょう。

また、地方に行くと多能工のように大工さんと兼業していたり、

農家との兼業の方もいらっしゃいます。

左側が左官歴50年、大工歴30年の大先輩です。

 

これまで塗ってもらいたい(お施主)側はジャンルに合わせて職人さんを選べばよかったのですが、

近年の職人高齢化、職人を目指す若手不足がニュースになっているので職人不足だということもご存知の方も多いでしょう。

そこで職人さんもジャンルが入り混じってきているような感じですね。

3〜5年前とは建築業界も変わってきています。

職人選びでよくある失敗

一般の方からすると漆喰や珪藻土が全て自然素材と思い込まれているのと同じで、

左官職人であれば誰でも漆喰や珪藻土が塗れるだろうという程度の知識ではないでしょうか?

 

外装専門の職人が室内工事に入ったりすると大変残念な結果になることもしばしばあります。

それは

・養生(周りをマスキングテープなどで保護する)室内のノウハウがない。

・自然素材だけの取り扱い方法(モルタルやボンド系の壁材とは違います)

・お施主様との接客ノウハウ(意思の疎通ができない方も多い)

ジャンルが変わるとこれらを知らない職人さんも多いのです。

 

 

もし室内に塗ってもらいたいのであれば専門の職人に塗ってもらうのが良いでしょう。

逆にいうと、外壁や塀などに塗ったもらいたい場合には外壁専門の職人さんが安心ですよね。

 

最近実際に相談を受けた話では

「職人さんが室内と室外の靴を履き替えずマンションの共有部分を汚してしまいお施主様が掃除するよう管理会社から注意を受けた」

どうしたらいいか?お客さまよりメーカーである我々に相談がありました。

これは注意喚起のためあえて厳しい言い方をしますが、発注側(お施主さま)の知識不足です。

建築業界はネット上に出ている情報だけではよくわからないものですよね。

一般的な会話や意思疎通が苦手な職人さんもたまにいらっしゃいます。人と接するのが苦手だから身体を動かす業界に入ってきているとも言えます。

リフォームや新築の際に漆喰を塗るのであれば建築会社で職人さんを集めてきますが、管理をするのは建築会社なので職人さんへの指導やお客さまとの間に入って工事を進めます。

その分、完成度も高い傾向にあります。

内装に漆喰や珪藻土を常々よく塗っている職人さんなのかどうか?その点も工事ノウハウを持っているかどうかの見分けるポイントです。

 

以上の内容をご自身の漆喰工事を依頼する場合の職人さん選びの参考にしてみてくださいね。

 

 

 

メーカーに工事を発注できるか?

漆喰でお気に入りの製品を作っているメーカーに発注する方法もあります。

ほとんどのメーカーは販売代理店への卸売に特化しているので施工に関する知識は自社で持っていないところが多いでしょう。

しかし、自社の製品に自信のあるメーカーでは自分たちが現場で塗っている場合があります。

 

ロハスウォールではこれまで、多くの職人さんとお付き合いさせていただき各地でチームを作ることができました。

メーカーにて漆喰・珪藻土の施工受付も以下の地域限定で行なっておりますので

お気軽にご相談ください。

 

お施主さまからの漆喰・珪藻土施工受付ができる地域

東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、愛知県、岐阜県、長野県(南信)

京都府、大阪府、兵庫県、岡山県、広島県、上記近県にて工事対応可能