漆喰

【漆喰と珪藻土の違い】塗り壁の真実は?

【漆喰と珪藻土の違い】

これは私たちロハスウォールでも一番多く受け付ける疑問です。

 

実は漆喰と珪藻土は全くの別物なのです。

結論から言うと、漆喰も珪藻土も固まった状態では、

漆喰は”石”であり珪藻土は”土”。

 

そんな漆喰と珪藻土の違いを正しく知っている人は少ないと言うのが広く建築業界を含めた日本人の現実。

そこで、より深く塗り壁材の真実を知ってもらいたいので今回は

 

「漆喰と珪藻土の違い」

 

を書いちゃいますね。

内容はマニアックですが、これからリフォームや新築をする方は

漆喰と珪藻土の違いを知っておくと良いでしょう。

ぜひ参考にして見てください。

 

まず、漆喰や珪藻土を含めた塗り壁をしてみたいと思い調べていくと出てくる

最初の分岐点が「漆喰と珪藻土の違い」なのではないだろうか。

塗り壁をしてみたい・興味があると思った理由は何でしょうか?

 

・純日本建築の家だから漆喰の壁が当たり前

・洋風のおしゃれな家の内壁は素敵な塗り壁のイメージだ!

・なんとなく体にいい気がするから

・自然素材となると壁は漆喰か珪藻土かなあ

 

色々な理由があるとは思うけど是非、漆喰と珪藻土の基本中の基本知識をご自身で知っていてほしいと思います。

 

漆喰とは?

漆喰とは石灰石。

練っている状態からはまるで粘土のようななので想像ができないと思うが

主成分が消石灰。原材料は石(石灰石)です。

 

漆喰の性質は主成分である消石灰(一酸化カルシウム)が

空気中の炭酸ガス(二酸化炭素)と反応して固まり、

石灰石に戻る事により硬く強固な材になっていきます。

漆喰は水分が乾燥して固まるのではなく”石”に戻っていく性質によって固まっていきます。

 

漆喰の成分は何か?

・消石灰

・炭酸カルシウム

・海草ノリ

・水

 

これらを混ぜ、練り込んで漆喰はつくられている。

 

そう、何を隠そう完全自然素材100%で出来る建築材なのだ。

 

しかし、近年の一般的な漆喰では

・消石灰

・炭酸カルシウム

・海草ノリ

・水

に加え、

・化学接着剤(アクリル系樹脂、エマルジョン接着剤など)

・化学繊維材(アクリル繊維、ポリエステル繊維など)

などの自然素材ではない化学製品が数多く使われているのが現状です。

 

主成分の消石灰とは何なのか?

石灰岩(鍾乳洞などの白いキラキラした石。大理石に近い組成)を

専用の設備を使い1000℃以上で焼き

出来上がったものが”生石灰”と言われるものです。

 

その生石灰には、水をかけると90℃くらいまで発熱するという

熱反応する性質があります。

 

その性質を応用し身近なものには

駅弁を温めたり、

熱燗ができたり、

鳥インフルエンザなどの(疫病などの)殺菌に使われたりと

日常でも身近に存在しているのをご存知でしょうか?

そんな生石灰に水をかけて熱が冷めた状態になったものが

消石灰と言われる漆喰の主成分です!

 

炭酸カルシウムとは?

石灰石を粉砕したもの。

白くてキレイな見た目。

 

海草ノリとは?

ぎんなん、ツノマタと言われる海草から抽出されるネバネバ成分。

日本古来から天然の糊材として使われてきた伝統素材なのだ。

この海草ノリパワーで壁に漆喰が貼り付けることが出来るようになる、

糊として使われる素材。

 

水とは?

そのままのH2O。

 

漆喰の歴史

自然素材だけでできている漆喰は

古くは縄文時代の土器や5000年前の古代メソポタミヤの遺跡などから

発見されているくらい世界的にも歴史のある建築材で

現代にまで使われている実証済みの優秀な建築材料です!

 

日本では古来から耐久性(耐水性、防火性)

城、寺、蔵と重要な建築物や武家屋敷、商家屋敷など

高級な建物の”外壁”に使われていたことより

雨風にも強くその性能は歴史が証明しており折り紙付き。

 

現代日本での漆喰の位置づけ

現代ではキッチン周辺や水回りにも使われているのは、

建築基準法の

平成12年5月30日建設省告示第1400号、

平成16年9月29日国土交通省告示第1178号にて

「不燃材料」 と定められているからだ。

 

 

珪藻土とは?

呼吸する壁などと言われる珪藻土だが

漆喰が”石”とくれば珪藻土は”土”だとお思いだろう。

 

しかし、珪藻土は”珪藻”の”化石”なのだ。

堆積した珪藻の化石が珪藻土と言われる存在になるのだ。

 

この珪藻土は自身の性質だけでは固まらないのが難点であり

壁材として使うには固める素材が大切になります。

 

ロハスウォールでは珪藻土を固める為に漆喰の主成分である消石灰で固めるという

手法により壁材として使いやすくDIYでも塗りやすい材料にチューニングしています。

 

珪藻土の歴史

この珪藻土を壁材として使われだしたのは20〜30年の近代です。

古くはビスケットの増量剤になったり、アイヌ民族は汁物にしたりと

歴史においては食べ物として登場しているくらい安全な建築材なのだ。

 

漆喰と珪藻土の効果の違いは?

漆喰は石。

珪藻土は土。

違いを理解してもらったところで両者の効果が気になる思うのでまとめてみました。

 

・漆喰の7つの効果!

1、強アルカリ性による消臭効果

→漆喰は自身がもつ12.52pH(ロハスウォールは)の強アルカリによる消臭効果に優れており

家の中の臭い(生活臭)を分解してくれて心地いい空気を作ってくれるようになります。

なので、特にこれらの部屋に効果的です。

 

・キッチン、洗面室などの水回り

・玄関靴の臭い

・ペットの臭い

・寝室

・トイレ

・脱衣室

 

たとえ構造材が自然素材の家でなくても、

臭いがこもりやすいマンションなどRC構造の建物にも人気!

飲食店にも多いのは強アルカリ性による消臭効果のためです。

 

2、シックハウスの原因化学物質であるホルムアルデヒドを分解する

→漆喰が硬化していく過程で、シックハウスの原因物質である

ホルムアルデヒドを吸着、分解するため

化学物質過敏症の方でも心配なく安心の環境を作れるのだ。

 

3、強固な壁材になり長く強く使える

→長い年月をかけて固まっていく事によりメンテナンスフリーで
ビニールクロスのように張り替えなどの必要がないので経済的だ。

 

4、空調の効きをよりよくする

→天井と壁を石灰石でコーティングした空間を作る事により鍾乳洞効果みたいに

外気の影響を受けにくくエアコンの効きがよくなる。

 

5、調湿効果がある

→ビニルクロスなどとは違って、空気中の湿気を吸収する力を持っています。

木造だと年間を通じて湿度65% で安定している空間をつくることができます。

 

6、見た目もビニールクロスとは違って素材の高級感がアップする

→百聞は一見にしかずだろう。
見ていただければこの見た目の違いは歴然だ。

仮にそこまでこだわっていない普通のインテリアでも

高級感がアップします。なので、

写真スタジオやギャラリー、店舗などからも人気が出てきています。

 

7、長期保管が可能なためDIYに向いている

→漆喰は炭酸ガスを吸着して硬化していくので

二酸化炭素に触れなければ固まらない。

CO2に触れなければ硬化しないので使用期限が1年と

長いのもDIYで塗っていく上で時間と工程の自由度が広がる。

 

・珪藻土の効果

一番の特徴は多孔質という構造を持つため調湿効果が優れていることだ。

→多孔質と言われる珪藻土の表面には無数の穴が開いており

その穴のサイズが水の分子とほぼ大きさが同じのため
空気中の水分を吸収し、湿気過多を改善してくれる。

また、空気中の湿度が下がり室内が乾燥してくると

保有している水分を放出していく性質がある。

 

ロハスウォールは珪藻土を漆喰(消石灰)で固める事により

消臭効果と調湿効果を同時にもたせ

漆喰と珪藻土のいいところどりをしているのだ。

要するに、

7つの漆喰効果+湿気を吸う力が強化されたもの

になっている。

 

しかし万能な珪藻土にもデメリットが1つだけ存在する。

使用期限が一ヶ月と非常に短い。

珪藻土に含まれる空気が漆喰に反応してしまい密閉していても

固まっていき最後には大きな石の塊になってしまいます。

こうなると、元に戻すことは不可能。

水をいれても解けないし、

叩けば割れます。

 

消臭効果や空気をきれいにしたい場合=漆喰

湿気や結露を対策したい場合=珪藻土

 

 

漆喰と珪藻土の金額差は?

 

本格漆喰 24kg・・・21000円(税抜)

12kg・・・13000円(税抜)

 

珪藻土  24kg・・・30000円(税抜)

12kg・・・17000円(税抜)

 

※価格は2017年4月現在です。(税抜)

 

24kgの場合で1箱当たり9000円珪藻土の方が高い価格になっている。

これを家一軒丸ごと(壁+天井)で考えるとどうだろうか?

 

都内戸建総二階300㎡の場合

本格漆喰・・・・・・・24kg15箱=315000円

珪藻土(粗め)・・・・24kg17箱=510000円

珪藻土(細め)・・・・24kg15箱=450000円

 

マンション2LDK250㎡の場合

 

本格漆喰・・・・・・・24kg13箱=273000円

珪藻土(粗め)・・・・24kg14箱=420000円

珪藻土(細め)・・・・24kg13箱=390000円

 

これを見てもらえば一目瞭然だが珪藻土の方が金額が高くなっている。

その理由は珪藻土の素材は高価であるということが言えます。

 

 

これだけの価格差がある漆喰と珪藻土ではありますが、

我が家ではどちらを塗ればいいのか?

その悩みも本日は解決しておきたいと思います。

 

じゃあ我が家はどっちを塗るといいの?

 

うちには漆喰と珪藻土のどちらがあってるのかわからない

と言われる方にはまずは塗る現地の確認をします。

 

「家の近くに大きな河川、海など湿気が多い立地ですか?

または、池や川、田んぼを埋め立てた土地ですか?」

 

建物は立地にかなり影響を受けます。

湿気が多い場合は漆喰より効果の高い珪藻土を使うのが良いでしょう。

 

立地以外にも、室内状態にもよります。

 

大抵の方は湿気はさほど気にならず冬になると

結露してガラスに水滴がつく程度と答えるだろう。

この場合だと間違いなく”漆喰”がオススメ。

冬の結露くらいの湿気であれば漆喰でも十分効果が実感でき

普段の生活では消臭効果で嫌な臭いのしない快適な部屋だと

いう事を強く感じていただけるのだ。

木造の家で風通しや日当たりの良いところは漆喰で十分でしょう。

 

結論として

湿気に困っていれば珪藻土

そこまで困っていない場合は漆喰で十分。

と言えます。

 

例えば、

結露が激しく窓の下に水たまりができるという方には”珪藻土”をオススメします。

漆喰よりも珪藻の多孔質が湿気を吸収してくれるので冬場の結露にも大きな効果を発揮してくれる。

なによりロハスウォールの珪藻土は先述の通り漆喰ベースの珪藻土なので臭い十分消してくれる万能性をもっています。

 

最後に

 

ロハスウォールの漆喰と珪藻土の違いについてしっかりと理解していただけたと思います。

漆喰と珪藻土の違いを自分で選ぶには最低限の知識は必要になるので

漆喰と珪藻土の違いを知っているだけでも塗り壁の理解が深まります。

 

実体験で違いを体感したい場合は、

ロハスウォールの新宿ショールームにお越しください。

 

他にもロハスウォールについて気になる事やもっと詳しく知りたいって方は

是非、ロハスウォールコンシェルジュまでメールでも電話でもご連絡ください!

 

ロハスウォールコンシェルジュ・・・0120−028−232(9:00~18:00 日祝休み)

メールの場合はお問い合わせからご連絡ください。

 

次回更新は「100%自然素材ってホント?知らないと怖い塗り壁の世界(仮)」を予定してます。

 

それではみなさんの塗りがもっとステキになりますように☆彡

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