DIY

漆喰DIY完全ガイド-はじめてでも一人で塗れる徹底ガイド

漆喰」を使ってDIYする方法について説明します。

我々ロハスウォールでは、国産の自然素材100%で作った漆喰を使い、専門DIYインスタトラクターがDIY初心者または、1人でDIYする方のお手伝いサポートしています。 壁はもちろん天井も漆喰をDIYで塗ることができ、面積が多くなるほど消臭や調湿、抗菌などの効果が高くなり、より効果を毎日実感しやすくなります。

今回はプロのDIYインストラクターが指導する資料を使って、漆喰を使ったDIYを成功させる方法や注意点、キレイに塗ることができるポイントを教えます。 まずは漆喰DIYの全体像をご覧ください。

漆喰DIYのやり方

まずは漆喰DIYのやり方を説明します。

漆喰DIYのやり方は次の通りです。

漆喰壁
  1. 漆喰DIYしたい壁の面積と下地を調べる
  2. 漆喰DIYで使う漆喰を買う
  3. 漆喰を塗る壁の養生をする
  4. 漆喰を塗る壁の下地処理をする
  5. 漆喰を塗る壁に下塗り材を塗る
  6. 壁に漆喰を塗る
  7. 漆喰DIYの後片付けと掃除

漆喰DIYしたい壁の面積と下地を調べる

漆喰DIYをする上で重要な作業として、最初に漆喰を塗る壁の面積と塗りたい下地が何でできているのか?について把握する必要があります。

DIYでは適切な下地づくりをしたほうがキレイに仕上がり、プロが塗った漆喰と同じように長持ちします。まずは塗りたい部屋の壁・天井がどのような素材できているかを確認しましょう。

漆喰DIYで適した下地

  • ビニールクロス
  • 砂壁
  • 繊維壁
  • 京土壁
  • モルタルコンクリート
  • 新品の石膏ボード
  • 特殊加工、防汚加工されたクロス
  • 汚れ、カビがある壁
  • Mクロス、Jガイナー
  • ベニア、化粧合板

これらに漆喰を塗ることができます。

>> 漆喰の下地処理の方法

漆喰DIYで使う漆喰を買う

漆喰DIYで使う漆喰を買います。業者から買う、ホームセンターで買う、ネットで買う、方法があります。

まずはどのぐらいの面積に漆喰を塗るのかきちんと計算し、漆喰を買いましょう。まずは自分で調べておかないと、DIYの最中に材料が足りなくなったり、予定のスケジュールに間に合わない、など、予定通りにDIYが進行しない原因となります。

漆喰を塗る面積を把握するための計算式は以下のとおり。

お部屋の「壁のヨコの長さ」「壁の高さ」を測って塗る面積を出す方法

面積は住宅の平面図と立面図に記載されてある数値で計算してみましょう。
ちなみに、DIYでの施工の場合は1日(9:00~17:00)使って、1人では平均で20㎡程度、慣れてきてコツを掴んだレベルでは約40㎡程度塗る事ができます。ご家族、ご友人に協力してもらえるとDIYであっても進みが早くなりますよ。

※漆喰の塗り方(厚み、模様)などによって使用量が前後します。

漆喰は多くのメーカーが販売していますが、自然素材の漆喰と、混ぜ物系の非自然素材の漆喰に分かれています。せっかくDIYで塗るならば自然素材を選びましょう!

漆喰

漆喰とは

主成分 石灰(石灰石を焼き、それに水を加えたもの)
機能 調湿、消臭、耐火、断熱、有害物質吸着、防カビ、など
使用特徴 柔らかく粘りがあり、よく伸びる。凸凹ができてもそれが味になり愛着も湧くので、DIYではラフなコテ跡をつける仕上げがオススメ。照明で陰影がついて格好良くなる。
使用期限 保存がきくので約1年間くらいは補修にとっておくこともできる。
よく塗られている場所 木造住宅の室内 / 日当たり、風通しの良いマンション / 外壁

漆喰も本来は日本で産出される自然素材ですが、ボンドが入ったものが多いので自分で見分ける知識が必要といった側面もあります。

※ ロハスウォールの漆喰は接着剤の代わりに海藻糊(つのまた)を使用、化学物質や酸化チタン等の添加物は一切使っておりません。

「F☆☆☆☆」と自然素材の違い

F★と自然素材

漆喰がどの程度自然素材なのかを評価する指標に「F☆☆☆☆(フォースター)」というものがあります。これは化学接着剤に含まれる有害物質・ホルムアルデヒドの放散量を表します。
☆の数が多ければ多いほど人体への影響は少なく安全です。最高評価のF☆☆☆☆を達成している商品は部屋全体を塗っても身体に悪影響は少ないとされています。

しかしF☆☆☆☆製品には化学物質が混ざっているのは事実です。それに対して、化学物質を全く使用せずに作られた製品には「自然素材100%」「完全自然素材」などの表記がされています。これは実質、F☆☆☆☆の上を行く安全性であり、木でいうところの無垢材と同じ本物の自然素材に相当します。
完全自然素材の漆喰壁材は、「全くの無害」で「漆喰が持つ本来の機能を100%発揮」します。

無料カラーサンプル請求

漆喰を塗る壁の養生をする

漆喰を塗る壁に養生します。養生は床のブルーシート、そして壁のマスキングの2つに分かれています。

漆喰を塗る壁の下地処理をする

漆喰を塗りたい壁にまずは下地処理を行います。

下地

漆喰は壁紙の素材によっては直接塗る事ができますが、適切な処理を施さないと漆喰の壁に後々ひび割れが発生したり、剥がれたり、シミが出てきて変色する可能性があります。せっかくDIYで塗るなら、キレイに完成度も耐久性も長く仕上げたい!そのために、ロハスウォールの材料と相性が良くなるよう「下地づくり」をしましょう。

各下地を詳細にまとめました

>> 漆喰の下地処理の方法

 

漆喰を塗る壁に下塗り材を塗る

漆喰を塗る壁に下塗り材を塗ります。下塗りは仕上げに塗る漆喰が下地の凸凹に影響されないよう下地を平らにする効果があります。

下塗り

>> 下塗り材の塗り方

壁に漆喰を塗る

壁に漆喰を塗ります。ここで好きな模様、好きな色、で漆喰壁を仕上げます。

漆喰DIYの後片付けと掃除

漆喰DIYの後片付け、掃除をします。漆喰DIYで忘れがちなのが後片付けと掃除。漆喰の粉が残るのでキレイに掃除しましょう。

 

家族や友人と一緒に

 

自分だけではなく、家族や友人たちと一緒にを楽しくDIYすることがオススメです。漆喰の模様には自分のこだわりがある!という場合でも、養生のテープ貼りや道具洗い、漆喰を補充する役割分担として手伝ってもらうことで作業効率と完成までの時間は格段に上がります。

DIYを楽しむためには時間と心にゆとりを持って塗り進めましょう!

漆喰DIYにかかる費用

実際に漆喰DIYにかかる費用は次の通りです。

漆喰
漆喰材+養生+下地処理材+道具(コテ、脚立など)で費用は構成されます。
まずは面積を把握し漆喰を選びます。

漆喰を選ぶときにチェックすべきポイント

漆喰の原材料

漆喰の壁材には「化学物質(石油由来)を含んだもの」と「完全自然素材でつくられたもの」の2種類の壁材があります。素材自体に小さな穴(多孔質)がたくさんあり、それが調湿効果・防音効果を果たしていますが、接着剤・つなぎ材として多くの化学物質が混ぜ込まれているものは、穴部分を化学物質がふさいでしまうため、自然素材本来の良さを生かすことができません。また、壁から常に化学物質が放出され続けます。漆喰の場合には調湿性能は珪藻土には劣りますが、成分を厳選することで市販されている珪藻土と同等に近い性能を発揮させることができます。

F☆☆☆☆

F☆☆☆☆(フォースター)とは、建築資材がどれだけホルムアルデヒド(シックハウス症候群の原因)を放散するかの評価値。★4つが最高評価であり、部屋全体使っても人体に悪影響は出ないとされています。
悪影響が出ない=安全、と考えがちですが、化学物質は少なからず使われているので100%安心安全で健康にいいとは言い切れません。

この2つをクリアする「自然素材100%」「完全自然素材」

石灰石

完全自然素材の漆喰には化学物質は一切使用されておらず、全て自然界にあるものだけで成分が構成されています。これから長く暮らす家の中に漆喰を塗る場合は、こちらの製品を選ぶのが最良の選択です。

(ちなみに、完全自然素材の製品は木でいう「無垢材」に相当するためF☆☆☆☆告示対象外です)

自然素材100%でできた漆喰はどこで売っているの?

DIYで漆喰を塗る際は、ホームセンターやインターネット通販で買うと思いますが、やはり自然素材100%の壁塗り材を見かけることは中々ありません。

ホームセンターでは売場スペースの関係上、あまり多くの種類を置けないために「漆喰はあんまり選べないのかな…」とガッカリしている方も多いのですが…インターネット通販では様々なメーカーが販売しています。その中から選べばよいのです。

通販ならではのメリットとして「自分で用意する手間を減らし、チャレンジしやすいこと」が挙げられます。

漆喰は重量物なので持ち運びが大変!

持ち運び

どちらも元の素材に水を加えているのですから、当然重いです。それを自分で持ち帰り、持っていく…というのは相当な体力が必要。塗る前に荷物の運搬だけで疲れてしまいます。

その点通販であれば、塗る日に塗る場所に届けてもらえば良いのですから、運搬の手間をかなり省く事ができます。

長期間、家で保管する必要もなし

保管場所

例えば6畳のお部屋に漆喰を塗ろうとした場合、下塗り材が27kg、漆喰が24kg必要です。必然的に段ボール箱やタンクも大きなものになるので家においておく場所に困ってしまう…という方もいるでしょう。上でも述べたようにネット通販だと前日までに作業場所に届ければ、保管スペースや移動の持ち運びも必要ありません。

事前に自分の目で漆喰の色を確認できる

カラーサンプル

PCやスマホの画面と、実際の漆喰の色は同じとは限りません。また、カタログを見ても部屋で塗ると発色が違う事もあります

実際に漆喰を塗りたい部屋にサンプルを持ち込みリアルな色・質感をイメージする事で、思い描いたとおりのお部屋に仕上がりますよ。

ロハスウォール製の自然素材100%の漆喰とは

自然素材

ロハスウォールが自社で製造販売している漆喰は、国産の自然素材を使用した日本製。プロ用と同じくどの製品にも化学物質、ボンドは一切使用しておりません。

商品名 原材料
漆喰 岡山産消石灰、岡山の一級河川の水、海藻糊

どの原料も自然素材100%を示す「F☆☆☆☆告示対象外」となっています。質感や色合いを確認できるすでに塗ってある実物カラーサンプルもお届けしています。

カラーサンプル申込

建築士さん、工務店さん、インテリアコーデイネーターさんとの打ち合わせや、漆喰壁の硬さの確認、質感、色合いが気になる方はお気軽にお申し込みください。

漆喰についての詳細を知りたい方はこちらをお読みください。

>>漆喰についてのまとめ

また、漆喰の素材や施工方法、DIYに関してのご質問がある方は、お気軽にお問い合わせください!

塗り壁コンシェルジュ直通ダイアル&メール 0120-028-232 受付時間・平日9:00~18:00(日曜・祝日休み) info@lohaswall.com 受付時間24時間、返信は翌営業日以降となります

漆喰DIYに必要な道具とは?

漆喰DIYでは次の道具が必要です。

購入しても良いですし、ロハスウォールでは格安で漆喰DIYの道具レンタルしているので、詳しくはこちらをご覧ください。

漆喰DIY専用 道具レンタルサービス

漆喰

 


剣先コテ(210mm)
> 商品詳細
どんな壁でも万能に対応できるのが、先端が尖った剣先コテ。コテは小さいほど扱いやすいですが、一振りで塗れる面積が減ってしまい腕を動かす回数(手数)が多くなって疲労してしまうため、ロハスウォールでは210mmのステンレス製コテを推奨しています。

コテ板
> 商品詳細
漆喰を乗せておくために必要。

ひしゃく
> 商品詳細
硬さを調整したり、盛り板へ載せるために使う。
バケツ DIYで使った道具をすぐに洗うために水を貯めておきます。盛り板が入る大きさだと道具が洗いやすく便利。
かくはん工具 漆喰を練り返すためのミキサー。すでに水で練ってある塗り壁材も使用前にミキサーで塗りやすい硬さに調整することで表面がキレイに仕上がります。人力でもかくはんは可能ですが、プロと同等の経験が必要です。

マスキング
テープ
> 商品詳細
養生の際、漆喰を塗る部分と塗らない部分の境目に貼る専用のテープです。テープの接着力が強いと剥がすときに塗らない箇所を痛めてしまい、接着力が弱いと塗っている最中に簡単に剥がれてしまいます。よって、テープの接着成分が適度なものを選ばなければなりません。
ロハスウォールではこれまでDIYで完成した10,000件以上の事例より3M社のマスキングテープを推奨しています。

養生テープ
> 商品詳細
粘着力はあるが、すっと剥がれてノリが残りにくい養生専用テープ。家を傷めることなく養生できます。DIYでの養生にはガムテープやセロハンテープは剥がせなくなるので厳禁です。

コロナマスカー
> 商品詳細
ビニールシート付きのテープ。養生する面積が大きいときには必須。
ブルーシート 床を養生するために必要。薄いと防水性・耐久性(脚立などで破れてしまう)がありませんので、#3000以上の厚みがあるものを選びましょう。

あると便利な道具

ハケ 養生テープの接着をよくするため幅木等を掃除する、ローラーが上手く入り込めない隙間にガードシーラーを塗るために使う、仕上げパターン付けに使うなど、様々な用途があります。
金属ヘラ コテの入らない細い壁に漆喰を塗る、下塗り材に段差ができてしまった時の修正などに使います。その他、マスキングテープをキレイにカットする、下地づくりのときファイバーテープを押さえつけることもできます。

漆喰DIYに関する材料、道具や備品もこちらで購入できます。

漆喰、珪藻土の通販!DIY専門素材

 

漆喰を塗るための道具は買うべき?レンタルすべき?

レンタルセット

コテや盛り板などの左官道具を入手する方法として、自分で購入する以外に「レンタル」があります。

どちらのほうがオススメかとよく聞かれるのですが、その方がどんなスタイルでDIYをするかによって変わってくるので、自分の考えに近いほうを選びましょう。

「色々な道具を試して、合う道具を見つけたい」という方は、手始めにたくさんのコテを使えるセットをレンタルして使い比べてみましょう。左官道具は完成後送り返せるので、たくさん借りても邪魔になりません。
「漆喰を塗りたい部屋数が少なく、短期間で終わる」場合もレンタルが良いと思います(レンタル期間をオーバーしないうちに完了できるため)。

逆に「たくさんの部屋を数年かけてマイペースで塗りたい」方は、レンタル期間内では完了できない可能性があるので購入したほうが良いと思います。
また「そこまで凝った完成度を求めない」場合や「完成までのスピードUPが必要ない」場合、道具の数が圧倒的に少なくて済むため購入したほうが安くつく可能性もあります。

購入かレンタルか

 

ロハスウォールの道具レンタルの期限は「1年間も」利用できます!

ただし利用には「ロハスウォール主催のDIY教室への参加」が必須なので、まずはこちらにご参加ください。教室会場でも、コテだけではなく様々な道具を触って使い心地を確かめる事やインストラクター派遣などの特典があります。

家一軒まるごと塗り壁DIY教室

漆喰DIYでの塗り方

漆喰DIYでの人気ある塗り方があります。フラットは難しいので練習が必要ですが他の模様はコツを掴むと難易度が低く、比較的DIYでやりやすいでしょう。

フラット、抑え(平たくキレイな模様)

フラット

一回塗った漆喰にタイミングをずらし、さらにもう一度漆喰を塗り重ねて「抑えるように」横に抑えて塗り伸ばします。

DIYで歪み無いキレイな平らの壁にするのは初心者にはかなり難易度が高く難しいため、敢えてラフな感じを残す下のような仕上げ(塗りっぱなし)模様がオススメです。

塗りっぱなし(コテ跡をランダムにつける)

塗りっぱなし

好きなようにコテを動かして模様を入れるだけで、意外とそれなりに見栄えのする漆喰になります。コテを壁から離した部分に模様が出るので、コテを壁から離す部分をバランスよく出すとプロが施工した塗り壁っぽさが表現でき出ます。

木コテ乱流(模様出し専用のコテを使った仕上げ)

木コテ

渦を巻いたような仕上がり。模様出し専用の木コテを使いランダムに塗り壁材を回転させパターンをつけていきます。

櫛引(縦・横のストライプ)

櫛引

真っ直ぐ整った規則性のあるストライプを作るなら、櫛引コテ(ノコギリの歯のような形状)を使います。

スパニッシュパターン

スパニッシュ

四角いブロックのように見える仕上げ。コテの尻側(四角い面)を漆喰に当てて、ランダムに角ばったパターンをつけていきます。

刷毛ウエーブ

刷毛ウェーブ

刷毛を漆喰に当て、ウェーブをいくつも描きます。施工も簡単で、適当に描いても良い質感が出ます。

スポンジパターン

スポンジローラーで表面をコロコロすると、小さな凹凸がたくさんついた模様ができます。つけるのも簡単で見栄えがよく、漆喰DIY初心者にオススメです。

マーブルパターン

マーブル

白い漆喰を全面に塗った後、ところどころに色つきの漆喰を直径2~4cmくらいの形状(ラフでOK)に塗りつけ、一気に漆喰を伸ばします。すると先に塗った白い漆喰土と色付きの漆喰が壁で混ざり、マーブル模様になります。DIYではラフに仕上げたほうが雰囲気が出ます。

その他にも、塗った記念に自分達の手形を残したり、ガラスや石を模様として埋め込んだりと、漆喰DIYのアイデアは無限大。

詳しくはこちらにまとめています。

>> 漆喰人気の仕上げ模様

 

自然素材は強アルカリ性!扱いには気をつけて

ロハスウォールの漆喰と専用下塗り材は安全な自然素材100%なのですが、成分自体は強アルカリ性なので塗るときには取り扱いに注意が必要です。強アルカリ性はすぐに水洗いすれば特に何も問題ありませんが、長時間皮膚に付着してしまうと皮膚のたんぱく質が壊され、皮膚が侵食されてしまいます。

 

養生をはずす

DIYの最中は必ず保護メガネとゴム手袋で身を守りましょう!

漆喰は調湿性能が高いですが、さらに消臭効果、抗菌効果、防カビ効果がバツグンにあるのは強アルカリ性ゆえの効果。

DIYの際は素材の取り扱いに注意して、楽しくかっこいいDIYを成功させましょう!

養生は壁材が乾く前に剥がすこと

養生をはずす

下塗り時にもお伝えしましたが、壁に面した養生は完全に乾き切る前に外すのを忘れないようにしましょう!

テープを剥がしたときに浮いてきた漆喰をコテで押さえたら、
DIYの全工程が終了!あとは漆喰が乾くのを待つだけです♪

DIYはこれで終了…ではなく、片付けまで最後まできちんとやり遂げてこそのDIYです!

後片付けを忘れずに

コーヒーブレイク

漆喰を自分で塗り終わり、徐々に乾いて色が変わってくるのを眺めながらちょっとコーヒーブレイク…達成感が最大級に高まる、最高の瞬間ですね!ですが、この後の作業を忘れてはいけません。そう、後片付けです。

塗り壁材のついた道具は出来る限り早く洗う

道具の清掃

壁に塗った漆喰も道具についた素材と同じように固まってきます。完全に硬化してしまう前の段階で水洗いをしましょう。
塗り壁材がくっついている鏝(コテ)を使うと壁に跡が残ってしまい、持ち手部分にくっついているとうまく握れないので完成度も落ちてしまいます。
漆喰DIYでキレイに仕上げるには、道具もキレイな状態を保ちながら塗ることが重要です。

最後にきちんと洗っておけば、「別の部屋に塗りたい」となった時にも同じ道具を使う事ができます。

養生を全て剥がして処分する

養生はがし

養生テープは基本的に使い捨てです。すべて外して自治体の指定に従い破棄しましょう。

床のブルーシートは#2000以上の規格だと再利用もできます。

漆喰DIYの計画を立てる

漆喰が衣服に付着した場合は?

衣服

服に着いた漆喰が固まるまでそのままにしておきます。固まった漆喰はポロっと取ることができます。

ニット系の服だと落ちにくいのでDIYの最中はナイロン素材の服を着ることをお勧めします。

余った材料はどうする?

保存

ロハスウォールの漆喰は、練った状態で1ヶ月ほど保存期間があります。週末ごと塗ることができます。
余ったら空気を抜いて密閉してください。直射日光が当たらない室内で保管すれば約1ヶ月、品質を保つことができます。
また、ロハスウォールの漆喰は、練った状態で1年ほど保存期間があります。大型連休ごと塗ることができます。

冬場、保管する場合は凍結を防ぐため毛布などで包んで氷点下を上回る場所での保管をしてくださいね。
1回凍結してしまった漆喰は解凍しても使用できなくなってしまいます。

もし保管できない材料が余ってしまったら…

  • コースターやバスマットを作る
  • トイレなどに置く消臭ボールを作る(団子状に丸めるだけ!)
  • 庭用のレンガを作ってみる(適当な箱にビニールを敷き、漆喰を流し込むだけ)
  • 庭や畑に撒く(強アルカリ性なのでpH調整材としても使用できます)
  • ごみに捨てる(各自治体の処理方法に従ってください)

これでようやく、DIY終了!

またやりたい!

漆喰DIYの工程をざっと追ってみて、いかがでしたか?ロハスウォールに寄せられた感想は「塗ることが楽しかった、またやりたい」というものがほとんどです。

漆喰を使ったDIYは難しいそうにみえて、一回やってみるとはじめてでも簡単にできます。

失敗したくない人は今回の記事を印刷して、現地で見ながらDIYを実施してみてください。

どうしても失敗したくない、新築などで広い面積なので心配だ!という方は、ロハスウォールDIYインストラクターを呼んで、インストラクターと一緒にDIYするのがおすすめです。

>>ロハスウォールのDIYインストラクター
ぜひ憧れの自然素材100%の漆喰で、皆さんのお家を塗ってみてください。

タンクタイプ珪藻土

 

漆喰DIYの教室について

漆喰DIYをはじめてやる方に人気で好評の「家一軒まるごと漆喰DIY教室」が東京、名古屋、大阪、岡山、オンラインで開催されています。

参加すると、家一軒まるごと塗れる知識と塗るコツを手にすることができ、「6畳部屋を2~3部屋塗り終えたぐらいのスキル」を身につけた状態で自宅のDIYを始められます。
キレイに漆喰を塗るにはコテの力加減を体験して覚えることが必要ですが、力加減だけは動画や本、ネットなどをいくら見ても体得できません。

また、素人では下地の判断は難しいですが…DIY教室なら、プロがそれぞれの部屋に合った下地作りの方法を正しくレクチャーしてくれるので安心です。

そのほかにも特典は盛りだくさん!

1 インストラクター派遣 2 レンタル道具 3 現場体験会

最初は不安だった気持ちが、DIY教室終了後には「よし、これなら漆喰DIYが自分で出来る!」という自信にきっと変わるはずです♪

家一軒まるごと塗り壁DIY教室

関連する質問

漆喰DIYに関連するよく受け付ける質問への回答です。

漆喰DIYに必要なものは何ですか?

漆喰、塗り道具、材料、養生、脚立

漆喰の弱点は何ですか?

漆喰を簡単に塗れる方法はありますか?

漆喰は体に悪いですか?

 

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  • 珪藻土を使ったリフォームと新築の施工について
  • 漆喰でリフォームや新築の施工について
  • 漆喰や珪藻土のDIYについて
  • その他、漆喰や珪藻土の卸売について(業者様のみ)

をご覧いただけます。

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